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更新日:2018.11.18 / 掲載日:2016.09.20
日産 セレナ 新車紹介
日産 セレナ 新車紹介
紹介
[フルモデルチェンジ]
発表:2016年8月24日
日産・お客様相談室
TEL:0120-315-232
文●編集部 写真●内藤敬仁
自動運転技術「プロパイロット」の採用でさらに快適になった新型セレナ
実用性、走り、価格・・・消費者ニーズの最大公約数を満たすのが5ナンバーサイズのミニバンだ。この激戦ジャンルで大成功を収めたセレナが、今回フルモデルチェンジを受けた。新型のキーワードとなるのが、自動運転技術「プロパイロット」の搭載。さらに、ミニバンとしての使い勝手を追求して、乗員全員が楽しく過ごせる空間を目指したという。
最近よく「自動運転」という言葉を耳にするが、今回の新機軸となるプロパイロットは、自動車専用道路における手厚いドライバーアシスト機能と考えれば理解しやすい。ステアリングのスイッチをオンにすれば準備完了。さらにセットスイッチを入れて車速を設定すると、高速道路などでは前方の車両を自動的に追従してくれる。キモとなるのは、渋滞による車両停止から高速巡行まで幅広い速度域に対応すること、そして白線認識によるステアリングアシストのふたつ。これによりドライバーの負担は大幅に軽減され、家族みんながリラックスして過ごせる。まさにセレナにぴったりの機能と言っていい。
一方、パッケージングが見直されたことも注目点。ホイールベースは先代と同じ値だが、室内長を180mm延長。装備面でのトピックは、クルマに触れずに開閉可能な「ハンズフリースライドドア」、リビングのように足を伸ばせる「2列目超ロングスライドシート」、バックドア上部のみの開閉も可能な「デュアルバックドア」の導入。一部の装備はオプションとなるものの、あったら便利なのは間違いない。新型の進化は、予想以上に大きいものだった。
■インテリア/エクステリア写真[1]
室内長の拡大はそのまま2列目と3列目に当てられた。現段階で3240mmの室内長はクラストップの値。シートの折り畳みがさらに楽になったことにも注目。
エンジンは先代を踏襲。2L直4を軸にアシストモーターの有無が選べる。モーター付きはJC08モード燃費で最大17.2km/L。
■インテリア/エクステリア写真[2]
プロパイロットは基本的にオプション装備。しかし期間限定で、これを標準装備したプロパイロットエディションも設定される。
ひと目でセレナとわかるサイドウインドウのライン。新型にもハイウェイスター(写真)が設定されており、こちらは3ナンバーサイズとなっている。
日産 セレナ ハイウェイスターG(CVT)
全長×全幅×全高 | 4770×1740×1865mm |
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ホイールベース | 2860mm |
トレッド前/後 | 1480/1485mm |
車両重量 | 1700kg |
エンジン | 直4DOHC |
総排気量 | 1997cc | 最高出力 | 150ps/6000rpm |
最大トルク | 20.4kg m/4400rpm |
JC08モード燃費 | 16.6km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 195/60R16 |
価格
日産 セレナ | 231万6600円~318万7080円(ライダーを除く) |
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