コーティング・クリーニング
更新日:2016.06.22 / 掲載日:2016.06.22

車のトランクに灯油をこぼしてしまったときの対処法

車のトランクに灯油をこぼしてしまったときの対処法goo-net編集チーム

車でストーブや灯油を運んでいたら、トランクの部分に灯油をこぼしてしまった、
そんな経験をしてしまったことのある人は多いのではないでしょうか?

灯油をこぼすと臭いなどで悩まされることになります。

ではトランクに灯油をこぼした際どのような対応をすれば良いのでしょうか?
また、気を付けることはあるのでしょうか?

灯油をこぼした場合にまず行うこととは

万が一トランクに灯油をこぼしてしまった場合は、
灯油がしみ込んでしまう前に少しでも多くの灯油をふき取ることが大切です。

ただ、トランク部分には吸水性のマットなどが敷かれていることが多く、
ふき取るのが難しい場合があります。
そんな時は新聞紙や布(タオルなど)で吸い取れるだけ吸い取りましょう。

その後は、取り外しできるマット類などは取り外して洗うことをおすすめします。
その際、灯油はアルコールに溶けるので、アルコールを含んだ除菌剤などが効果的です。

キッチン用でなくてもガラスクリーナーなどにもアルコールが含まれている物もあり、
意外な所でマニキュアの除光液なども効果的なので試してみてください。

こぼした灯油の臭いを軽減するには?

灯油がこぼれた部分を出来る限りふき取っても、灯油の臭いは強く、なかなか取れません。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか?

一番簡単な方法は灯油を揮発させることです。

晴れて気温が高い日などには、窓を開けて日に当たる場所に置いておくと、
灯油成分が揮発するので臭いが軽減します。

しかし、気候の問題や窓を開けて長時間停車させることが難しい場合などもあるでしょう。
その場合は、消臭成分のあるお茶がらやコーヒーの粉などを、
灯油をこぼした部分に撒いて数日放置します。

その後掃除機で吸い取ると効果的です。

ただ、どちらにしろ換気が出来る程度に窓を開けておかないと、
灯油をこぼしていないシート類にも臭いが移ってしまいますので、
短い時間であっても窓を開けて外の空気を入れましょう。

灯油をこぼした際の注意点

灯油をこぼした際には早急に対応することが大切ですが、
その他にも気を付けなければならないことがあります。

一番気を付けなければいけないことは、火の取り扱いです。

灯油は可燃性です。
静電気程度では引火の危険性はありませんが、
火が付いたタバコを灯油がこぼれている部分に落としてしまうと火が付き、
車両火災の原因になります。

火の取り扱いには十分すぎるほど注意しましょう。

また、換気をしないと揮発した灯油成分を吸ってしまい、気分が悪くなったりもします。

前述した通り、換気は臭い対策にもなりますので、
ある程度消臭対策を行った上で十分な換気を行いましょう。


以上のように、車内に灯油をこぼしてしまうと臭いなど様々な問題が発生します。
そうならないよう、車で灯油を運ぶ際には十分に注意をするようにしましょう。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ