トヨタの「タウンエーストラック」は、同社の「ライトエース」の上級モデルとなる「タウンエース」シリーズに、1978年から追加されました。この車両の初代モデルには、高床仕様と低床仕様の他、ラジアルタイヤを採用することで低い床面地上高となったジャストロー仕様の荷台がラインナップされており、それぞれに標準とロングデッキが設定された6つのバリエーションが販売されました。なお、ジャストロー仕様は、1979年に実施されたマイナーチェンジでリアタイヤに10インチダブルタイヤが採用されたことによって、軽トラックと同等の床面地上高の低さを実現しています。また、2014年には、燃費性能の向上と排出ガスのクリーン化が行われ「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を受けています。2018年6月発売のモデルでは、荷台スペースには低床フロアと高く設定されたアオリが採用され、スクエアなスタイルの広くて低いフラットデッキは優れた荷役性を備えています。また、デッキの部分には亜鉛メッキ鋼板が採用されており、高い防錆性能も実現しています。なお、この車両のボディカラーには「ホワイト」と「シルバーマイカメタリック」が用意されています。※記載の文章は、2019年1月時点の情報です。