三菱「ジープ」は、1952年に発売された自動車であり、生産終了となった1998年に至るまで、オフロード4輪駆動車として基本的な設計はほとんど変わっていません。。この車両のJ30系は、「ジープ」のオフロード走破性に、居住性と荷役性を備えることを目指しており、多目的な「デリバリ・ワゴン」と謳われました。また、マイナーチェンジが行われたJ55系の1994年7月発売モデルは、計器類の視認性を犠牲にしない大径ステアリングホイールや、オフロードでも高い操作性を発揮する操舵装置を装備しています。なお、このモデルのボディカラーについては、「ランプブラック」「ソフィアホワイト」「マジョルカブラック」「ラガーディアシルバー」などが用意されていました。1998年6月発売モデルには、特別仕様車として「最終生産記念車」がラインナップされており、46年間という長い歴史を持つこの車種の最終生産を記念してリリースされました。この特別仕様車には、オフロードの走破性や耐久性などに優れたリジッドアクスル式リーフスプリング・サスペンションを採用しており、ボディカラーは専用色「ウラルベージュ」を設定しています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。