「エクリプスクロス」は、スタイリッシュなクーペフォルムにダイナミックなSUVの機動力を融合させたクロスオーバーSUVです。販売する三菱自動車のグローバル戦略車として、国内のみならず、欧州や北米、豪州、ニュージーランド、アジアでも発売されています。2017年12月に日本で販売を開始し、翌年の2018年には「グッドデザイン賞」を受賞しました。さらに、2019年には「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞します。「躍動」や「挑戦」がデザインコンセプトとなっている「エクリプスクロス」は、陸上選手がクラウチングスタートから走り出す姿を表現しているのが特徴です。最新デザインを取り入れ、薄くシャープなLEDのフロントヘッドライトを採用しています。プラットフォームは、「RVR」「アウトランダー」と基本的な部分を共有しました。その一方で、サスペンションは「RVR」と「アウトランダー」をベースにして専用に開発されています。エンジンは、販売当初は新開発のターボエンジンモデルのみでしたが、2019年にはクリーンディーゼルエンジンモデルも投入されました。しかし、その設定期間は非常に短く、2020年にはクリーンディーゼルエンジンモデルは廃止に。その代わりとして、エンジンとモーターで駆動するPHEVモデルが追加されています。走行モードは、エンジンでの走行モードとモーターのみでの走行モード、さらにモーターアシストモードを搭載しているのが特徴です。最大1500Wまで対応のバッテリーを搭載しているため、家電への電力供給やスマホなどの急速充電も行えます。現行の最新モデルでは、全長が長くなり、エクステリアの前後のデザインが変更されました。フロントは各ランプのデザインを変更します。また、リアデザインも変更したため、エンブレムがスリーダイヤ(三菱のマーク)の下の配置に変更となりました。インテリアでは、白黒のモノトーンを採用し、立体的にシルバー加飾を行っています。ヘッドアップディスプレイやタッチパッドコントローラーも装備したことにより、運転席の操縦性を高めました。安全装備では、三菱の予防安全技術である「e-Assist」を全車に標準装備しています。主な装備として、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報システム、オートマチックハイビームが搭載されています。グレードによっては、レーダークルーズコントロール、後退時車線検知警報、後側方車両検知システムなどをメーカーオプションで装備することが可能です。※記載の文章は、2021年7月時点の情報です。