1989年6月にマツダからリリースされた「スクラムトラック」は、「スクラム」シリーズに設定されているトラックタイプの商用車です。このクルマは、初代モデルから現行モデルとなる4代目モデルまで、スズキ「キャリイ」のOEM供給を受けて開発されています。なお、2013年9月には、「キャリイ」のフルモデルチェンジにあわせて約14年ぶりにフルモデルチェンジが実施されました。同モデルでは、車両のレイアウトの見直しが行われ、広い荷台フロアを確保しながら頭部前方の空間と室内空間が拡大されています。また、マルチリフレクター型のハロゲンヘッドランプが全車に装備された他、防錆鋼板を多用し、防錆対策を強化しています。そのほか、このモデルでは、全車で「平成27年度燃費基準」および「平成19年排出ガス基準」を達成しています。2018年5月に登場したモデルでは、「KCエアコン・パワステ」「KX」「KCエアコン・パワステ 農繁」などのグレードがラインナップされています。この車両の足回り系に関しては、サスペンション形式としてフロントにストラット式、リアにリーフ式が採用されています。また、ブレーキ形式には、フロントにディスク式、リアにドラム式が設定されています。ボディカラーについては、単色の「スペリアホワイト」のみの設定となっています。※記載の文章は、2018年12月時点の情報です。