「スクラム」は、1989年にマツダから発売された軽自動車規格のキャブオーバータイプのクルマです。ボディタイプについては、商用のバンとトラック、乗用のワゴン(3代目以降)が用意されています。いずれもスズキのOEM供給を受けて開発されており、トラックは「キャリイ」、バンとワゴンは「エブリイ」がベースとなっています。この車両のバンとワゴンは2005年9月にフルモデルチェンジされており、4代目となるバンは「まいにちのワーキング・パートナー」、2代目となるワゴンは「ひとつ上いく、ファミリーワゴン」がコンセプトになっています。バンの2017年5月発売モデルには、「PCスペシャル」「PA」「BUSTER」といったグレードがラインナップされており、「BUSTER」に関しては、乗り心地を向上させ、スムーズな発進を可能にする「2段発進モード」が追加されています。なお、「BUSTER」以外の全グレードについては、後席固定用ラッチの突起を無くし、フラットなラゲッジスペースを実現しています。また、ワゴンの2017年5月発売モデルのグレードについては、「PXターボ」「PZターボ」「PZターボスペシャル」がラインナップされています。※記載の文章は、2018年7月時点の情報です。