「BMW イセッタ」は、BMWがライセンス生産した1ドアのバブルカーです。本家は、イタリアの「イソ・イセッタ」です。ラインナップに関しては、後輪軸が極端に短い個性的なフォルムの四輪タイプのほか、1955年のモデルチェンジの際に追加された、イギリス市場向けの三輪仕様があります。1955年の発売当初は、排気量245ccとなるBMW社製の空冷単気筒OHVエンジンを搭載していました。その後、同年にモデルチェンジが行われ、排気量は298ccに拡大されました。また、1957年にボディを大型化した「BMW・600」が登場し、排気量はさらに増えて582ccとなりました。(車種の特徴およびカタログ情報は、2017年12月時点での情報です)