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■PTクルーザー オーバーヒート修理｜ラジエーター交換・水漏れ対応 京都 Team19

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
京都市南区の輸入車・国産車整備工場「Team19（株式会社山徳商会）」です。

今回は クライスラー PTクルーザーのオーバーヒート症状 でご入庫いただきました。
走行中に水温が急上昇し、停車するとクーラントが漏れているという状況で、
非常に危険な状態のため即時点検・修理を行いました。

PTクルーザーは年数が経つと冷却系の樹脂パーツが劣化しやすく、
ラジエーター本体の破損によるオーバーヒートは多い症例のひとつです。

■症状の確認
■ オーバーヒートの発生

メーターの水温計がすぐ上昇

アイドリング時にファンの回転が追いつかない

冷却水が減るスピードが速い

■ 水漏れ箇所の特定

圧力テストの結果、
ラジエーター下部タンクにひび割れ（クラック） を確認しました。

冷却水が噴き出すように漏れている

樹脂タンクが劣化しており、走行中の熱と振動で悪化

放置すると再度オーバーヒートする危険性が高い

■作業内容
1. ラジエーター交換

冷却水を抜き取り、冷却ファン・シュラウド・ホース類を分解

劣化したラジエーターを慎重に取り外し

新品ラジエーターへ交換

ホース接続部は漏れ防止のため全て清掃・脱脂

※ PTクルーザーは構造上、樹脂タンクの寿命が過ぎると突然のクラックが発生することがあります。

2. クーラント交換・エア抜き

規定クーラントを注入し、エア抜きを丁寧に実施

エアが残ると再オーバーヒートにつながるため、
　温度上昇を見ながらファン作動とサーモスタット開閉をチェック

3. 試運転・最終確認

アイドリングで水温を長時間チェック

試運転で温度の安定を確認

冷却ファンの作動も正常

交換箇所からの漏れなし

オーバーヒートはエンジン故障に直結する重大トラブルのため、
慎重に確認を行い作業完了です。

■オーバーヒートの原因と対策

PTクルーザーは以下の要因でオーバーヒートが発生しやすい傾向があります。

樹脂ラジエーターの経年劣化

冷却ラインの圧力に耐えられずクラックが発生

クーラントの劣化による防錆性能の低下

夏場や渋滞時の高温負荷

冷却系の弱りは早めに対処することがエンジン保護につながります。

■類似修理事例

PTクルーザー：サーモスタットハウジング交換

クライスラー 300C：ラジエーター交換

ジープ チェロキー：オーバーヒート修理

PTクルーザー：電動ファン不良修理

今回の PTクルーザー オーバーヒート・ラジエーター水漏れ修理では、
ラジエーターのひび割れにより冷却水が漏れていたため新品に交換し、
冷却性能を適正な状態に戻しました。

オーバーヒートはそのまま走行すると
最悪の場合エンジン破損につながる重大トラブルです。

・水温が上がりやすい
・クーラントが減る
・駐車場に水が落ちている

といった症状がある場合は、早めの点検をおすすめします。

■Team19（株式会社山徳商会）について

私たち株式会社山徳商会は、1977年創業の輸入車部品卸業を母体とする整備工場です。
京都市南区の直営整備工場「Team19」では、輸入車・国産車問わず整備・点検・鈑金塗装・電装取付・コーティング施工に幅広く対応しています。

年間1,200台以上の輸入車整備実績

アメ車・欧州車の冷却系修理も多数

オーバーヒート修理は早期対応が可能な体制を整備

■ご予約・お問い合わせ

Team19は完全予約制です。
点検・整備・修理をご希望の方は、事前にご連絡のうえご予約ください。

電話番号：075-681-1550

LINE：ID検索「@team19」

営業時間：9:00~19:00（※サービス工場は18:00まで）

定休日：日曜・祝日

所在地：京都府京都市南区吉祥院八反田町30

代車あり（事前予約制）

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