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今回は、京都市南区の当社整備工場「Team19」に、ルノー・カングーのオイル漏れ修理でご入庫いただきました。
輸入車のエンジンは精密かつ高性能な一方、長年の使用によってパッキンや樹脂部品が劣化し、オイル漏れや冷却系トラブルが発生しやすくなります。放置すればエンジン本体に重大なダメージを与える可能性もあるため、早期の点検・修理が非常に重要です。

お預かりした車両をリフトアップし、エンジン周辺を入念にチェックしたところ、サーモハウジング付近からオイル漏れを確認。
さらに、冷却水の循環経路に関わる部品にも劣化が見られ、クーラントの交換も同時に行うことをご提案しました。
オーナー様にも写真で状況をご説明し、ご了承のうえで作業を進めます。

■ 作業内容
劣化したサーモハウジングを取り外し

接触面の清掃と新品部品の組み付け

クーラント（冷却水）の全量交換

冷却系統のエア抜き作業

再度漏れ・異音の有無を確認し、最終チェック

樹脂製サーモハウジングは経年劣化によりひび割れや変形を起こしやすく、そこからオイルやクーラントが滲み出ることがあります。今回も交換後には漏れが止まり、冷却系統の圧力も正常値に回復しました。

エンジンの適正温度を保つ冷却系統は、車の心臓部を守る大切な役割を担っています。
小さな漏れでも放置するとオーバーヒートや部品破損を招き、走行不能になる危険性もあります。
今回の作業により、オーナー様のカングーは再び安心して長距離ドライブを楽しめるコンディションに戻りました。

輸入車は国産車に比べて部品の形状や配置が複雑なことも多く、適切な工具と知識がないと正確な修理は困難です。
Team19では1977年創業から培った輸入車パーツ卸の経験と、年間1,200台以上の整備実績を活かし、オーナー様の大切な愛車を最良の状態に仕上げます。
「最近オイルのにおいがする」「駐車場に液体が垂れている」という場合は、早めの点検をおすすめします。

類似車種で同様の症状が発生するケース
今回の修理は、以下のような車種にも共通して発生しやすい事例です。

ルノー メガーヌ / ルーテシア / トゥインゴ

日産 キューブ / ノート（ルノー系エンジン搭載モデル）

プジョー パートナー / シトロエン ベルランゴ

フィアット
これらの車種もサーモハウジングや冷却系統部品の劣化によるオイル漏れ・水漏れが見られることがあります。定期点検や異変を感じた際は早めの対応をおすすめします。

●ご予約・お問い合わせ
Team19は完全予約制となっております。
鈑金修理・塗装のご相談はお気軽にどうぞ。

●Team19（株式会社山徳商会）について
当社は1977年創業。全国の整備工場様向けに輸入車部品を卸してきた経験を活かし、
京都市南区で直営整備工場「Team19」を運営しています。

年間1,200台以上の輸入車整備実績

コルベットをはじめ輸入車の鈑金修理多数

自社で部品調達可能でコスト・納期も安心

所在地：京都府京都市南区吉祥院八反田町30
電話：075-681-1550
LINE：ID検索「@team19」
営業時間：9:0019:00（サービス工場は18:00まで）
定休日：日曜・祝日
代車あり（事前予約制）

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