BMW F45 暖房不調修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は暖房の効きが悪いとのお問い合わせがあり診断、修理をさせて頂きました。





この頃、気温の温暖差が激しくなっており、暖房を使う機会も増えてきました。

そんな中、いざ使おうと思っても効きが悪いと困ります。。。



お客様の不安を取り除く為にも診断していきます。







今回ご紹介する車両がこちらになります。

早速、症状を確認していきます。

確かにぬるいですね、、。

一切効かない訳では無いのですが暖かいというより生暖かい、ぬるいという感じでしょうか。

言葉で表すのは難しいのですがしっかりと効いている感じはしません、、、。





一応、診断機を通してエラーが残っていないか確認してみます。

あまり期待はしていませんでしたが、やはり特に何も残っていません。





次に暖房切り替え用のフラップを確認してみましたが動きが鈍かったり動かない等の症状はありませんでした、。

両手が塞がってしまい写真が無く申し訳ありません、、。



こうなってくるとヒーターコアの詰まりが考えられます。

かといってヒーターコアを外して洗浄するには、

ダッシュボード外してエアコンユニットからヒーターコアを取り外さなくてはいけません。

それですと時間も費用も掛かってしまいます。



そこで、当工場ではヒーターコアを外さずに洗浄する裏ワザで対応させて頂こうと思います。



お客様にこの事を伝え、承諾を頂き作業開始です。











その裏ワザと言うのが、、、、、





直接エンジンルームからヒーターコアに洗浄剤を循環させて洗浄致します！！





まずはヒーターコアに繋がっているパイプを探していきます。

パッと見た感じ見当たりません。。



ここから更に分解していき

写真では見えないのですがバッテリーの裏辺りにパイプがありました。

ただ、このままですと洗浄用のホースが刺せません。



このパイプはエンジンの下に行っている様ですので、車を上げて途中で分割出来ないか下からも確認してみます。

パイプの写真がなくすみません。





パイプを確認は出来ましたが分割は出来そうにありませんでした。





下がダメならやはり、上から洗浄させて頂きます。





ワイパーやカウル、マスターバックのバキュームパイプを外し、

なんとか作業が出来るスペースを確保しました。

こちらに、、、

このようにホースを刺しまして、、、

ポンプを使ってヒーターコアに残っている冷却水をバケツに送ります。



バケツの中身を洗浄剤入りのお湯に入れ替えて

再度ポンプで循環させていきます。







洗浄剤は無色透明なのですが、、

一時間ほど循環させていたら濁っておりました。。

このあと、洗浄剤を入替え更に一時間、

出てくる水が透明になるまで循環し、最後に水で洗浄剤を洗い流して

洗浄作業は完了です。

ここから外した部品等を戻していき、ワイパーなど外した電装品の動作確認、

冷却水の補充をして漏れが無い事を確認して作業は完了です。



暖房の効きを確認させて頂きました所、、、、、、











無事、温風が出るようになりました。

暖かいというより熱い位の風が出ております！！

最後に診断機にてチェック、冷却水の量をチェックして修理完了となります。







最近BMWで同じような修理が続いています、、、、、、



意外と同業者の間でもわからないと私に相談されるのでまずは洗浄を勧めています。

冷却水管理の問題なのか他に何か原因があるのか。



詰まりの成分は水道水に多く含まれるカルキなのは確かです。





診断に関しても当工場ではお安く対応してます。





専門店ならではの実績と確かな技術で皆様のお役に立てると思います。





当工場の工賃は成功報酬によって成り立ちます。

診断の結果、わからないにも関わらずお客様に請求することはありません。

弊社でも時間がかかる悩ましい故障診断の場合は必ずお客様と打ち合わせさせて頂いた上で、方向性を決めていきます。





同じような症状でお悩みの方や冬を迎える前に心配な方など、点検だけでも対応しておりますのでお気軽にお問合せください。



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