MINI cooper 　５ドア（ミニ　クーパー）F55（DBA-XS15）に、車両動き出し注意警告の修理。愛知県名古屋市のMINI専門店ソウワコーポレーション｜車検・点検・修理のグーネットピット

未だに数多くお問合せ頂きます「車両動き出し注意」の警告修理。
ちなみに、今このblogを書いている間にも1台いらっしゃいました。
車両モニターには「トランスミッション」警告が。
今更説明必要無いかもしれませんが、初めてご覧になられるオーナーさんの為に。

これは、シフトノブ のメカニズム内にあるパーキングポジションセンサー（シフトポジションセンサー）に使用されているスプリングが折れてしまう事で起きます。
原因は小さなスプリング折れだけなのですが、車両メーカーとしては部品供給されるのがシフトコントロールユニットごと。
という事で、15万前後の見積もりを言い渡されると言う代物。
ソウワでは日本のスプリングメーカーにオリジナルオーダーした、再発防止対策スプリングを用意し修理。
そして、料金は1/3以下です。

ちなみに、世界的に有名な通販サイトでも中国製のスプリングが沢山販売されていますが、材質が本当に適しているのか？鋼なのか？ハリガネなのか？怪し過ぎるので使用しません。
試しに材質検証しようと買ってみたのですが、そもそも逆巻きの物が届いて論外でした。笑

さて、作業には2時間頂いています。
実際は1時間ちょっとですかね。
ソウワの近所には大須観音を中心とした観光地商店街がありますので、遠方の方もちょっと遊びに行っている間に終わります。
ちょくちょく聞かれるのですが、「そのまま乗っていても大丈夫ですか？」
ディーラーによっては大丈夫と答えている様ですが、私の返答はNO！です。
ポジションセンサーは電子基板に隣接して設置されており、スプリングは勿論金属です。
このスプリングの足が折れるわけですから、金属の棒が運悪く電子基板に付着しショートすると、、、
おそらくBDCと呼ばれるボディコンピュータが破損します。
その時点で、10万15万と言っていた修理費は50万を超えかねない事になってしまうのです。
ディーラーはユニット交換が基本のため中の仕組みを見た事無いでしょうからそう言うことを口走るのでしょうね。
と言うことで、今回もサクッと修理して完成です。