ニッサン　フィガロ　エンジンブロー修理　長野県安曇野市｜車検・点検・修理のグーネットピット

高速道路を走行中にエンジンブロー。
1気筒亡くなった状態で入庫。
トラブルシュートしながら修理します。

4番だけ圧縮が低い。
原因を把握するため分解します。

ピストンヘッドが溶けてシリンダー壁に付着しています。
ピストンヘッドが溶ける理由は異常燃焼か、単純に混合気が薄いのどちらか。
ピストンヘッドに蓄積されたカーボン量が多くないため、異常燃焼よりも混合気が薄い方が怪しいためインジェクターを点検します。

インジェクターが作動出来る環境を作り確認。
やはり4番だけ噴射状態が悪かったです。
ピストン単体で部品が出ないため、部品取り車のエンジンを使用することに。
このエンジンに装着されるインジェクターが良品とも限らないため、不調のインジェクターを溶剤で循環噴射させ洗浄しました。

3社ほどお試しで使用した溶剤の中で、モチュールさんの溶剤が一番調子が良かったです。

循環噴射させた溶剤です。
サビや何かが大量に沈殿しています。
数年経過しますが、現在も調子よく乗られています。

ワークス同等の加速力のフィガロ。
好きな方は好きですよねー

このエンジンを使いました。

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