タントカスタムRSエンジンオイル消費多い修理ショートブロック交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

個人売買で購入された平成２２年１２月登録走行距離154000ｋｍ外装はとても綺麗なタントカスタムターボです。購入後1000ｋｍで１リッター減るという個体でした。話を聞くとネットでも色々な方が試しているワコーズさんの添加剤シリーズを試したり（プラグホールからも直接注入）して見た様ですが思い通りの効果がなく、その後ネットで当店を見つけて連絡いただきました。最初は電話でのやり取りでしたが瀬谷モータースの公式ラインを使う様にに成りお見積りを出しながら相談した結果ショートブロック交換にリビルトタービン交換の決断をされ作業になりました。

まずは、車両から降ろします。なれると早いです。ただ、車検や一般整備の合間に作業させていただきますので、通常１０から１４日頂いています。（実営業日）

降ろして、カバーを外した所です。

外したシリンダーヘッドです。

燃焼室のカーボンが凄い事に成ってます。

エキゾースト側のポート

インテーク側ポート

シリンダーブロック上面から、ピストンヘッドのカーボンが凄いです。

クランクシャフト側

タイミングチェーンのフロントカバー内側焦げてます

クランクシャフトキャップも焦げてます

抜いたピストンとコンロッド

一番ひどかったピストンとコンロッド。過去にも見たことないくらい、一番です。この状態では、オイルも消費します。KFエンジン云々ではなく前ユーザーのオイル管理がかなり悪かった事が分かります。逆に言えばよくここまで走れたなと思います。

これが新品のピストンとS系ＫＦエンジン時にはこれを使用して作業します。

サンディング処理したシリンダヘッド、バルブ回りも作業しています。勿論バルブステムリップシールも交換済みです。

カーボンスラッジを落として綺麗になりました。これで性能を発揮できるでしょう。

綺麗になったエキゾーストポート

ヘッドを載せて新品のタイミングチェーン関係を取り付け。VVTバルブは再使用です。

ショートブロックにサンディングして綺麗にしたヘッドを組み付けました。走りそうですね。

補器類も取り付けて間もなく完成。今回は、リビルトタービンに交換です。若干フロントカバーが綺麗に成らなかったので、見た目はきれいじゃないですが、中身はきれいにしました。
基本的に部品は純正品を使用します。

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