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こんにちは！

（株）H・M・S WORKSの石川です。

今回は30系プリウス ZVW30のハイブリッドバッテリー交換をしていきたいと思います。

始めに、ハイブリッドバッテリー交換には高電圧を扱う知識が必要です。
絶縁工具や外部診断機、高電圧を扱うための資格が必要となります。
ハイブリッドバッテリーの交換をする際は、弊社のようなディーラーや整備工場などに依頼することをおすすめします。

まず、外部診断機で状態を確認します。
反射して少し見にくいですが、ΔSOCが40.0という値になっています。
0が最小値ですので、かなり高い値です。
ハイブリッドバッテリーが劣化しているということを表しています。

それでは、作業に入っていきます。
まずは補機バッテリーのマイナス端子を外し、ハイブリッドバッテリーのサービスプラグを外します。
一定時間が経過したら、ボンネットにあるインバータのカバーを外し、0V確認をします。

リヤのシートを外すとこんな感じになります。

さらに、ハイブリッドバッテリーの上のパネルを外すとハイブリッドバッテリーが出てきます。
ハイブリッドバッテリーが出てきたら、コネクターを外したり、ハイブリッドバッテリーの端子を外す作業をしていきます。

ハイブリッドバッテリーの端子は外したら必ず絶縁テープを巻いて絶縁しておきます。

後ろのブロワモーター等のコネクターを外して、ハイブリッドバッテリーを固定してるボルトを外したら、ハイブリッドバッテリーを車内から降ろしていきます。

上が車両から降ろしたハイブリッドバッテリーで、下が今回使うリビルドハイブリッドバッテリーになります
弊社では、保証もあるリビルドハイブリッドバッテリーを使用しているので、交換後安心してお車をお乗りいただけます。
詳しくはお問い合わせください。

ハイブリッドバッテリーを車両から下ろすとこんな感じになります。

ハイブリッドバッテリー本体についているリレー類、ブロワモーター、ボルテージセンサーをリビルドバッテリーに移植していきます。
ボルテージセンサーについては、ハイブリッドバッテリーの状態を見ている大切な部品ですので、ハイブリッドバッテリーを交換して、長くお乗りいただくために古いバッテリーのものを流用するのではなく、新品での交換をおすすめしています。

ブロワモーター、リレー類、ボルテージセンサーの移植が終わったら、リビルドバッテリーを車に載せて、取り外しと逆の手順で取り付けていきます。
画像はありませんが、取り付ける際にしっかりとトルクレンチでトルク管理をして取り付けていきます。

ハイブリッドバッテリーの取り付けが終わったら、補機バッテリーを接続して、外部診断機でハイブリッドバッテリーに異常がないか、故障コードは出ていないかのチェックをします。
この時、補機バッテリーを外した際に行わないといけない学習作業も同時にやります。
全ての確認が終わって、試運転をして異常がなければ作業終了です。

この度はハイブリッドバッテリー交換のご入庫誠にありがとうございました！

弊社では、松本市、安曇野市、塩尻市等、長野県内でハイブリッドバッテリーを交換したいけど、交換できる場所がわからない、ハイブリッドの故障の表示が出てしまった等のご相談を受け付けております。
長野県内でハイブリッドバッテリー交換をご検討のお客様はぜひご相談下さい！

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