ステージア　クランク角センサー　WGNC34｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンがバタツキ、回転数が安定しない症状で入庫しました。
診断器でテストすると、クランク角センサーNGとでました。
クランク角センサーの交換作業です。

クランク角センサーはクランクシャフトの回転角度をモニターするセンサーです。4サイクルエンジンは吸入→圧縮→燃焼→排気というサイクルで動いていますが、その一連の工程の核になっているのがクランクシャフト。その回転角度から、各気筒の上下動するピストンの位置や、吸排気バブルの開閉時期、スパークプラグの点火時期が決定されているのです。クランク角センサーに不具合があると、エンジンが不調になったり、振動が発生したり、始動しづらくなる他、警告灯が点灯するなどの症状が生じます

RB25のエンジンです。
前置きインタークーラーが付いているので、
配管のパイプが神々しいですね。

クランク角センサーからの情報でECUがコントロールする代表的なものが点火時期です。スパークプラグから火花を出す時期＝点火時期は、エンジンの回転数や負荷により最適なタイミングに制御されています。最適なタイミングというのは「圧縮工程に入りシリンダー内を上昇するピストンがどの位置に来た時に火花を飛ばすか？」というもので、連動するクランクの回転角度からその位置を割り出しています。よってクランク角センサーが壊れてしまうと、的確な点火時期から外れてしまい、上記のような不具合が生じてしまうのです

今回は部品交換のみで修理は完了しました。
また、長く乗れると思います。

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