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今回は３０系プリウス前期のハイブリッドバッテリーの修理ご依頼いただきました！前期型とはいえハイブリッドバッテリーさえ交換すればまだまだ元気に使えます！目指せ３０万キロ！

今回の修理にあたり気になったのはプリウスハイブリッドバッテリー故障コードの定番P0A80ではなくP0AA6というものそれと31600ｋｍという低走行であることでした。何か怪しいなぁと思いつつ作業を進めます

いつも通りハイブリッドバッテリーへアクセスするため内張り後部座席等を外していきます

ハイブリッドバッテリーが見えてきました。通常ならここで交換作業を開始していくところですが気になったのでリアサイド周りの内張りも外していきます。

やはり黒カビがあり、液だれのような跡があります。完全に雨漏れの跡ですね。こちらは左側リアで下の画像は右リア側です。

右左を比較すると全く違いますね。単純な経年による汚れカビであれば左右同じような汚れ方になります。

雨漏れ箇所を探っていと・・・ありました！ルーフ側の配線を室内側に引き込むためのサービスホールです。ルーフ内張りにも雨漏れ跡があります！おそらくバックカメラの配線を引き込む時に利用してきちんと取り付けてなかったんでしょう。その為ゴムが劣化変形して雨漏れしたのだと思います。

やはりハイブリッドバッテリーセルのターミナルにも青カビびっしりです！かなり劣化を進めてしまいますね！

おそらくは３万キロ台という少ない走行距離でバッテリー劣化を早めてしまう原因の一つになります。

原因が分かってよく見るとルーフ内張り表側にも雨漏れによるカビ汚れがありますね

ようやく雨漏れ防止及びコーキング作業などが終わりましたのでハイブリッドバッテリー交換作業となります。今回は費用面を考慮してハイブリッドバッテリー及びボルテージセンサーなどリビルト品にて交換しました。リビルト品でも部品保証はついています。

ハイブリッドバッテリー交換作業完了！

バッテリー交換及び内装作業完了したら各セルのバランス充電を行うためモニターやCPUを使いながら一定レベルまでアイドリングします。その後３０ｋｍ程度試乗を行いますが急加速などバッテリーへの負担率上げながらチェックし再びエラーがでなければ完了です！
勿論問題なく快調に走っていました。
エネルギーモニターも問題なくハイブリッドバッテリーの充放電もスムーズです！

全ての作業が完了しました。後ほどお客様へ確認をしたら以前、某大型用品店にてナビ＆バックカメラを購入取り付けをしていただいたそうです。今回の経緯をご説明し御納車致しました。今回は雨漏れ防止作業やその他作業についてはサービスでさせていただきましたので納得＆ご満足頂きました！
当店のモットーは店名の通りMAX（最大）HEART（真心）ですから（笑）

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