ポルシェ マカンGTS：冷却水漏れ修理　ウオーターポンプ交換　サーモスタット交換　定番箇所ウオーターパイプ交換【 輸入車の車検、点検、整備、販売、買取は創業47年のSPIRITにお任せ下さい】｜車検・点検・修理のグーネットピット

ポルシェ マカンGTS：冷却水漏れでオーバーヒートをしたため修理の依頼をお受けしました。

まずはリフトアップをして漏れている個所の確認をします。

マカンGTSはエンジンがパンパンで狭い為ファンベルトの交換だけでもバンパーを外して前回りを全て外しラジエーターコアサポートずらしてからの作業となります、今回は冷却水漏れ修理ですのでどちらにしても全て外します。

大部分が外せてきたところで漏れている個所の確認できました。

ブリーザーラインからの漏れとウオーターポンプからとサーモスタットからの漏れの３ヵ所からの漏れを確認しました。

ポンプとサーモ外します。

取り外した物と新品です。

ブリーザーラインホースは取り外すときにバラバラになりましたどちらにしてもプラスチック製品ですので熱でやられて朽ちています、メーカー様もう少し耐久性のある物を使用してほしいところです・・・

取り外したブリーザーラインホースと新品です、ポルシェ純正品ですが対策はされていない様ですので２～３年おきに交換が必要でしょう。
今回のトラブルの原因は、ウオーターポンプから少量の漏れが数か月前より発生しておりリザーバータンクのクーラントが減っていることに気が付いたオーナー様が３～４日おきに補充しながら乗っておられた様で漏れる量がだんだんと増えてきて遠出をした際にタンクが空になりエアーを噛みそれが水蒸気となり圧力が一気に上昇して弱くなっていたブリーザーホースを破壊して一気に水漏れを起こしたというわけです、走行中でしたが直ちに停止したためガスケットとエンジンのダメージはないと思われます。
全て組付けて走行テストをして問題がない事を確認してお客様にお引渡しとなりました。
長年ポルシェを整備してきましたがポルシェは全般的に耐久性はないように思えます直ぐにオイル漏れや水漏れを起こしますので、早め早めのメンテナンスや整備を心がけておく事が大事でしょう、ですがポルシェは素晴らしい車です少しでも長くお客様が乗り続ける事ができる様にSPIRITは応援していきます。

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