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ZWR８０ノアハイブリッドクーラント交換が入庫しました。
ハイブリッドといえど、エンジンが熱い状態では危険なので、
冷えるのを待ってから作業開始です。

ディーラーにて車検をして、その際に勧められたらしいのですが、
金額、時間の都合上、こちらへ入庫となりました。
走行約８８７００ｷﾛ、車齢５年での交換です。

リフトアップし、運転席側アンダーカバーを外せば、ラジエタードレンが見えます。
エンジンルームから覗いても見えますが、ハイブリッドはガソリン車と違い、
エンジン補器類があり邪魔なので、自社では下からアクセスします。

古いクーラントを抜き取り、新しいクーラントを入れて、エア抜きを始めます。
エンジンルームの奥に、ヒーターホースがあります。
そこにエア抜きドレンがあるので緩めて、クーラントが出てくるまでラジエターに入れます。
ラジエターホースをもみもみして、エアを抜きやすくします。
ある程度抜けたら、エンジンを始動し、電動ファンが回るまで暖気します。

ハイブリッド車なので、メンテナンスモードに移行してやる必要があります。
①ブレーキペダルを踏まずにスタートスイッチを２回押す。
②ブレーキペダルを左足で踏み、右足でアクセルペダルを２回踏む。
③シフトをPからDへ動かし、アクセルを２回踏む。
④シフトをDからPへ動かし、アクセルを２回踏む。
⑤スタートスイッチを押しエンジンを始動させる。
電動ファンが回った後に、エンジン停止して、エンジンが冷えるまで待ちます。
エンジンが冷えてから、減った分だけクーラントを補充します。
１回だけだとエアが嚙んでることがあるので、
２～３回繰り返した方が、エアが抜けやすくなります。

エア抜きを確実行わないとオーバーヒートの原因になるので、
完全暖気後、数キロ乗り回し、一晩置いて完全冷却後、
クーラントを補充したほうが良いです。
このノアも、翌日チェックで、ラジエター・サブタンク共に水位が下がってました。
作業時間の割には工賃の安い作業です(T_T)
クーラントを変える際、予算に余裕があれば、サーモスタットやウォーターポンプの
同時交換をお勧めします。
ラジエターキャップは、ホームセンターや、量販店にも売ってるので、ご自身で交換してくださいとお伝えしてます。
要望があれば交換しますが、車種により種類がありますので、
キャップは在庫してないので注文になります。

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