マツダ　オートザムＡＺ－１　（Ｅ－ＰＧ６ＳＡ）　ベースグレードの前後　ハブベアリング交換　ハブ廻り耐熱塗装作業　（前回のつづき）完結｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成４年式　マツダ　オートザムＡＺ－１　（Ｅ－ＰＧ６ＳＡ）の
リフレッシュ作業のつづきでございます。
段々と、きれいになってきているこのＡＺ－１です。
今回は、私が気になっておりましたホイールハブベアリング
交換をさせていただきました。

もう30年選手のため、ホイールハブベアリングの抵抗が
気になりました。
リフトに上げた状態で、空転させると、明らかに廻りが重たい
箇所と軽い箇所があり、劣化が考えられるため、
走行中の異音はありませんが、この際4輪とも交換させていただきました。

交換にあたり、ハブ廻りを分解していきます。
このハブも曲がり等がないか、点検していきます。
昔は、他の車種でもですが、モータースポーツ（ジムカーナ、ダートラ）や
競技車両で使用のハブは、曲がりや劣化も拝見した事もあります。

このＡＺ－１は、ナックル側にベアリングが圧入されていて、
ブレーキローターがハブにサンドウィッチされるみたいに
取付されております。
昔のオートザムのキャロルも、この構造になっておりました。
この当時のスズキの軽自動車は全般でしょうね。

取り外したベアリングです。
中のグリスも真っ黒で、内部のボールも回してみると
手の感触で、スムーズではなく　ゴリゴリ感がございました。

このベアリングは、片側インナー、アウターそれぞれ1つづつ
装着されており、その間にカラーがあり、内側にダストシールが
装着されておりました。
嬉しい事に、マツダの純正部品が頼む事が出来ました。
良かったです！

こちらが新品部品です。
やはり新品は気持の良いものです。

長年の錆も沢山ございましたので、
エアドリルにて　ブラシを使用して丹念に錆を落とし、
ナックル、ローター、ハブ廻りも耐熱の塗装を
4輪とも実施させて頂きました。

とてもきれいになりました。
その他、エンジンオイルやミッションオイル、スロットルボディー清掃や
負圧のエアーホース類等・・・・・、
色々と交換をさせていただきました。
一応、リフレッシュ作業完了いたしました。
最後試運転させて頂き、快適なドライブフィーリングを
確認させて頂きました。
このオートザムＡＺ－１、生涯　大切に乗り続けて頂ければ幸いです！
Ｈ様、この度は当店ピットイン鯉城商事　速太郎呉店
へのご入庫誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

• 整備
• リフレッシュ作業
• マツダ
• オートザムＡＺ－１
• Ｅ－ＰＧ６ＳＡ
• Ｆ６Ａエンジン
• ハブベアリング交換
• ハブ廻り耐熱塗装