マツダ　オートザムＡＺ－１　ベースグレード　（Ｅ－ＰＧ６ＳＡ）の各部リフレッシュ作業）（前回の続き） 足廻り交換（KYBショックアブソーバー、ブッシュ類、ステアリングラックブーツ、タイロッドエンドブーツ、ロアアームボールﾌﾞｰﾂ交換)｜車検・点検・修理のグーネットピット

前回のブログの続きでございます。
お客様から、コーナリング時の不安定、ブレーキング時に沈み込みなど、
足廻りからのご指摘もございました。
今回のご紹介は、足廻り関係のリフレッシュ作業のご紹介となります。
年数経過から、ショックアブソーバーやアッパーマウント、各部ブッシュ類の
劣化も考えられるため、交換作業となりました。

しかし、まあ　きれいな鮮やかな赤色です！
見とれてしまいます！
貴重なミッドシップ　マイクロスポーツです！！！

先ずは、ショックアブソーバーを外させていただきました。
年季が入っています。
30年間良く頑張ってくれました！
交換となったのですが、さすがマツダ純正部品は廃盤と
なっておりましたので、私担当Kのお気に入りを
注文させていただきました。

スプリングコンプレッサーを使用して、分解していきます。
スプリングは再使用させていただき、ショックアブソーバーはもちろん、
アッパーマウントやバンプラバー、内部のブッシュ類も
新品部品の調達ができましたので、良かったです！
このショックアブソーバー、写真でご確認できますが、劣化してシリンダーが
上に上がらず沈んだままになっておりました。
これではショックアブソーバーは機能しておりませんね。

ブッシュ類もゴムが固まって、潰れておりました。
なので、がたつきもございましたので、運転時に異音も
発生し、ジャダーも起きていたと思われます。

新品の各部ブッシュ類です。
いくらショックアブソーバーを新品に交換しても、
こう言ったブッシュ類のゴム関係の部品が劣化したままでは、
段差などでの異音や、乗り心地、コーナリング性能を
100％発揮できません。
なので、私担当Kは、ショックアブソーバーを交換する時は、
ブッシュ類の交換を奨励いたします。

ショックアブソーバーはマツダの純正品が廃盤のため、
社外品の、KYB製のニューSRスペシャルをセレクト
させていただきました。
さすがKYBです。
頼れる兄貴って感じですかね！
KYBは、幅広いラインナップで、旧車から新車まで適合車種が充実
しています。
値段もリーズナブルな価格設定なので、おすすめです！

昔から私担当Kは、お気に入りのショックアブソーバーです。
純正品をベースに、減衰力は程よくアップさせ、
コーナリング性能、ブレーキング性能、乗り心地性能、コストパフォーマンスを
高次元で両立させており、非常に良いショックアブソーバーです！
スポーティーなのですが、段差などでのごつごつ感が
余りないため、嫌味がないです！
こういった味付けは、非常に大事なことだと思います！
ドライビングが楽しくなること間違いなしです！
昔はこのKYB、カヤバと読んでいたのですが、ここ数年で　ケー　ワイ　ビーと
呼び名が変わったそうです。

KYB製のショックアブソーバーにスプリング、新品のブッシュ類、
アッパーマウントを組み込んで、装着させていただきました！
ブルーのボディーが眩しいです！
新品ですが、今後の錆予防のため、クリアの防錆剤を塗装させていただき、
シャーシ関係もブラックで、塗装を実施させていただきました。
とてもきれいになりました。
ドレスアップとしてもいいですね！

こちらの写真は、ステアリング　ラックブーツを交換風景で、
古いブーツを外した所です。
シリンダーの伸び縮みする箇所と、ボールジョイント部です。
ここの部分をラックブーツにより、内部を保護していきます。
潤滑のグリスも、30年選手のため、無くなりかけ、固まっておりました。
この箇所も清掃をしっかりして、グリスアップしておきました。

タイロッドエンドブーツやロアアームボールジョイントブーツも左右、
このタイミングで交換させていただきました。
（次へ続きます。）

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