トヨタ　ヴィッツ　ＲＳ　（ＤＢＡ－ＮＣＰ91）の車検整備のご案内｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成21年式のトヨタ　ヴィッツ　ＲＳ　（ＤＢＡ－ＮＣＰ91）の車検のお客様がご来店されました。
走行はなんと　184000キロとなります。（当店リピーター様）
最近は、このご時世のためか　年式・走行の多い車両が多くなってきています。
年数を重ねるごとに、整備内容も充実せねば、途中トラブルが発生する頻度が多くなります。
まあ、昔に比べると車の耐久性は良くなりました。

お客様のお申し出事項として、朝一　エンジン始動時に　シュルシュルと音がして　少し時間が経過してしまうと音が止まる、とありました。
この1ＮＺエンジンは、ダイナモベルト（発電機のベルト）が緩みやすく異音になるケースが沢山あります。
例に漏れず、この車両もベルトがかなりの緩みがありました。
ベルト自体は亀裂もなく良好なため、張り調整をさせていただきました。
これでお客様に様子をみて頂くことにさせていただきました。

これが　ダイナモのベルトです。
ダイナモ、ベルトは、バッテリーの充電を担う重要な部品となります。

エアエレメントは汚れのため、交換させていただきました。
汚れが多くなると、混合気が濃くなるため、燃費の悪化　パワー不足になります。
30000キロ前後で交換をおすすめさせていただきます。

当店一押しのクーラントブースターは注入させていただきました。
これで冷却系は安心ですね！
これまた当店一押しの燃料添加剤フューエルワンも注入させていただきました。
これで燃料ラインのクリーニングアップに貢献します！

エンジンオイル交換は、少し時期が超えていましたので、オイルエレメントと同時に交換させていただきました。
100％の化学合成油にさせていただいたため、油膜が強く安心です！
これとプラス　オイル添加剤（フォアビークル　エコカープラス）も注入させていただきました。
これにより、エンジン内の洗浄能力、潤滑能力の向上が期待出来ます。
エンジン音も車両によると静かになります！
走行が多い車両は、100％化学合成油と添加剤のセットはおすすめです！

ブレーキオイル交換は車検毎の交換目安となるため、交換させていただきました。
ブレーキは命かかわり、重要な部品となります。

前後のブレーキパッドは良好なため、安心しました。
今後は、ブレーキキャリパーのオーバーホールを実施して、リフレッシュしたいものです。
実施することにより、ブレーキのフィーリングアップにつながります。

タイヤも車検の合格ラインにはありました。
1年に一度は点検したいものです。
空気圧チェックは、2から3か月に一度は最低行いたいものです。

下回りでは、マフラーが錆が多くなっていましたので、マフラーの耐熱塗装（ブラック）をさせていただきました。
とても綺麗になりました！
今後はシャーシも塗装をおすすめさせていただきました。
当店では、シャーシの錆止め塗装（マフラーのみでも可）を実施させていただいておりますので、気になるお客様は　是非ともご相談ください。
その他、ワイパーゴム、エアコンフィルター交換などを実施させていただき、完了致しました。
このヴィッツはスポーティーなグレードのＲＳのため、かっこいいですね！
ＲＳというグレード名は、他社でもスポーティな車両に採用されて、私個人好きな響きなグレード名です。
昔のＲ30　スカイラインＲＳなど思い出深いです！
こちらのヴィッツ　ＲＳ、末永くお乗りいただければ幸いです。
Ｋ様、この度も当店車検のご入庫誠にありがとうございました。