マツダ　デミオ　LX（Ｅ－ＤＷ3Ｗ）の車検整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

マツダ　デミオ　LX　（Ｅ－ＤＷ3Ｗ）のお客様が車検でご入庫されました。
走行　99000キロ　平成10年式　のリピーター様となります。
このＤＷ系の初代デミオは、非常に久しぶりに見ました。
昔は非常に売れたため、街中でわんさかと見かけたものですが、さすがに今は見かけなくなりました。
マツダの5チャンネル体制で苦しんでいた時期の救世主としてデビューしました。
コンパクトで乗りやすく、パッケージングがいいため、この時期のミニバンブームもあり　大ヒットしました。
マツダらしく　真面目な車づくりが良かったのだと思います。
リヤシートのダブルフォールディング機能が、室内空間を最大限有効に使用でき、このデミオのセールスポイントとなりました。

動力性能も突出したところはなかったですけれど、普通に乗っていて過不足なく、まともに走行が可能なため、とても好感が持てる車だと思います。
ライバル車が多い中、とてもがんばってくれました。
さて　早速作業開始しましょう。

エンジンは歴史が長い　Ｂ型エンジンです。排気量こそ違いますけど、ファミリア、ユーノスロードスターなどに搭載されていた名機です。
ホンダのＶＴＥＣみたいに高回転まで回りたがらない性格のエンジンですが、丈夫で信頼がおけるエンジンです。
エンジンオイル、オイルエレメント交換させていただきました。
走行が多いため、オイル添加剤（エコカープラス）も注入させていただきました。
エンジンのコールドスタート時の保護に期待できる商品です。つまり　エンジン内部の部品同士の摩耗を防止する役目があります。

当店一押しのクーラントブースターは注入させていただきました。
これで冷却系は安心ですね！

エンジンエアエレメントも汚れのため、交換させていただきました。
プラグ、ベルトは大丈夫でした。
バッテリーは、そろそろ注意が必要でした。

命に係わる発煙筒は、期限切れのため交換させていただきました。
これで緊急時にも安心ですね！
助手席の足元に装着されています。

ブレーキオイル、調整、グリスアップさせていただきました。
このデミオは、年数が経過すると、F/ブレーキキャリパーのスライドピンの動きが悪くなりやすいため、注意が必要です。

タイヤも車検は合格ですが、1年後に交換の提案をさせていただきました。
その他　整備作業させていただき完了致しました。
このマツダの救世主、初代　DW系のデミオ　末永く乗っていただければと思います。
K様、この度も　当店車検のご入庫誠にありがとうございました。