スバル　R2の車検｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成16年式　スバル　R2　RC1型の車検整備となります。
走行は17万キロと過走行の車両です。
私の記憶が正しければR2と言えばずいぶん昔ですが、あの有名なスバル360の後継のモデルでありました。それからレックスとなりモデルチェンジを繰り返し、R2は復活をしました。R1と言う車種もありましたね。
昔のスバル360やヤングSS、R2、スバル1000FF-1、レオーネなどのスバル車話を、小さい頃良く父親（団塊の世代）からよく聞いたものです。スバルの車は昔から足廻りがしっかりしていたんだそうです。レックスコンビなど懐かしく思います。
うちの店長は昔レックスコンビのビッキで遊んでいたそうです。
話がそれてすみません。

当車両の方は10万キロを越えた当たりで１度、タイミングベルト交換は実施されたそうです。（メーカーでは、10万キロ走行毎に交換指定あり）
お客様のご依頼は、なるべく費用をおさえたい旨をおっしゃいました。

前ブレーキの状態は、ブレーキパッドの残量は良好でした。ブレーキローターもサビは若干ありますが、パッドの当たり面は良好でした。ブレーキホースも損傷はなかったです。
シャーシ、下回りはサビが多くなっていました。

パッドとローター部分です。

リヤドラムブレーキです。ブレーキシューの残量が少なくなっていたのですが、今回は調整とグリスアップのメンテナンスで完了致しました。

タイヤの方は合格出来るレベルの溝はあるのですが、スリップサインまでが近くなっていましたので早めの交換を提案させて頂きました。
空気圧も点検させて頂いたのですが、今後も1ヶ月に一度は点検おすすめします。

エンジンルームでは写真のエアエレメントは汚れが多かったのですが、今回は清掃となりました。
スパークプラグも交換時期だったのですが、今回は清掃のみです。
エンジンオイル交換、冷却水添加剤の注入はさせて頂きました。
オルタネーター、エアコンベルトは損傷無く良好でした。
バッテリーは良好だったのですが、1年点検時にチェックはしたいですね。

ブレーキオイルは交換時期だったのですが、お客様のご要望で点検のみとなりました。ブレーキは大事なため、車検ごとにオイルは交換したいものです。

ワイパーゴムは破れて損傷のため車検不合格となるため、交換左右ともさせて頂きました。
交換により雨降りに運転しやすくなるものです。1年に１度はおすすめさせて頂きます。

ヘッドライトレンズは曇りがひどくなっていたため、クリーニングです。レンズが曇ったままだと光度が出なく車検不合格となります。同時に光軸調整も実施です。

下回りの駆動系のドライブシャフトのアウターブーツが左右破れていたため交換です。
写真の左側は以前、他の店舗で分割タイプのブーツ交換をされていたのですが、やり方が悪かったのか接着部分からぱかっと開いています。この部分は等速ジョイントになっていてグリスで潤滑されています。ハンドルを回すとブーツにストレスがかかり次第に劣化するため出来ればこまめな点検に出されて、破れる前に交換をしたいものです。
損傷があれば勿論車検不合格となります。

写真のように当店でも分割タイプのブーツ交換をさせて頂いたのですが、メルトジョイントブーツのため以前の分割よりも、より信頼性が高く安心です。
グリスも新品に入れ替えリフレッシュです。

最後に緊急時に使用の発煙筒となります。多くは助手席足元に装着されています。
期限切れのため交換です。期限切れは車検不合格となります。
緊急時に使用出来ないと命に関わるため、期限切れは早急に交換しましょう。
仕様方法が分からないお客様は気軽に当店スタッフまでお声をおかけ下さい。
以上整備をさせて頂きました。
走行、年数が経過されているため気になる箇所は多いので、今後こまめな定期点検はおすすめさせて頂きました。
この度はO様、車検のご入庫誠にありがとうございました。