スズキ　クロスビー　12ヶ月点検　1年点検　ロアボールジョイントブーツ交換　タイロッドエンドブーツ交換　岡山市　南区　｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

最近は朝夕の寒さも日に日に増してきて冬の足音が近づいてきました。
なんてどこかの歌手みたいな事を言ってますが、
まだそんな事を言える余裕があるなら馬車馬の如く働け、と。笑

さてさて今回ご紹介させていただくお車はこちら。

はい、SuzukiのX-BEEになります。
コンパクトボディで流行りのクロカンデザイン。
そりゃ売れます。
今回は12ヶ月点検(1年点検)でのお預かりとなりました。

早速リフトで持ち上げて各所のチェックです。

走行距離とオイル管理ステッカーを確認するとちょうど交換時期だったので
Egオイルとオイルエレメントを交換します。
なるべくオイルドレンは開きっぱなしにしておいて、廃油残量を極力少なくします。
微々たる違いかもしれませんが、割と大切なところ。

続いて足回り。
左側のタイロッドエンドブーツは破れてグリスが漏れ出ています。

破れはありませんが、右タイロッドエンドブーツ、左右ロアボールジョイントブーツは亀裂が入っており近いうちに破れることが予想されます。
同時作業の方が作業料を抑えることができるので4箇所まとめてブーツ交換となりました。

まずはタイロッドエンドブーツの交換から。
ロックピンを引き抜いてから14mmの貫通ナットを緩め、SSTを使用しナックルアームから切り離します。

ブーツを固定しているリングを取り外し、ブーツを引き抜きます。
ブーツ内にはご覧のようにグリスが充填されていて、雨水や泥汚れからピロボールを保護しています。
この白いグリスは純正品？初めて見ました。

既存のグリスはなるべく残らないようにウエスで除去し、新しくグリスを充填します。
個人的にはこの半透明色のグリスが一番見慣れていて安心。

新品のエンドブーツを被せてCリングをクルッと取り付ければ完成。
ねじ山のサビが少し気になるのでついでに落としておきました。

続いてロアアーム側。
タイロッドエンドブーツ同様、ナックルから切り離してブーツの打ち替えを行います。
ロアボールもタイロッドと同じように乳白色のグリスが使われていました。

新品ブーツを取り付けたところ。
ちなみに国産車でよくあるような、かしめるタイプのブーツではなくCリングで固定するタイプなので、取り付けが苦手なメカさん多いはず。笑

続いてリアブレーキ。
シリンダーからのオイル漏れやライニングの残厚も問題ありません。
ただブレーキダストがしっかり蓄積されているので、バラして清掃、調整、グリスアップを行います。

各所グリスアップ、面取り。
本来は費用が発生するような作業ですが、当店では基本点検として行なっています。
サイドブレーキは少し緩めだったので、適正値にあわせています。

最後に汚れていたエンジンルーム内を掃除してフィニッシュ。
今回は車検ではなく12ヶ月点検なので、即日のお返し。

安心安全なカーライフを送るために、定期的な点検整備を。
それでは！

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