日産　ジューク　JUKE 車検　ファンベルト交換　その１　岡山市　南区　｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

気がつけば8月も本日でラスト。
あっという間に時間が進んでいきます。
時間の流れが速く感じるということは、その分歳をとったということでしょうか？
ちなみに今年で40歳になります。
聞いてないって？
こりゃ失礼しました。

さてさて、今回ご紹介させていただくお車はこちら。

車の写真を撮り忘れました。。
悪しからず。。。

【NISSAN JUKE】
メーカーさんの新車販売台数は多かった車種ですが、何故かモデルチェンジもなく生産終了したお車。
当時にしては割と奇抜なデザインが妙にウケたカッコ可愛いやつ。
以前当店で購入していただき、今回は車検でお預かりさせていただくことになりました。

ピットに入れて、まずは基本のEgオイルの確認からスタートです。

レベルゲージにオイルが付いていない。。。
さらにゲージ自体にオイルが焦げついてしまっています。
これは典型的なオイル管理不良によるもの。
フィラーキャップの裏側を確認すると、案の定ヘドロ化。

ここまで劣化してしまうとどこまで効果があるかは未知数ですが、
RECS施工を試みます。
通常はRECS施工後にオイルを抜き変えるのですが、今回はあまりにもオイル状態が良くないので、先にオイル交換をして新油の状態でRECSを注入していきます。

注入量は約2L。
4時間ほどかけてゆっくりEg内部を洗浄していきます。
全量注入が完了した後、レーシング(空ぶかし)を数回行い再度Egオイルとオイルエレメントの交換を行います。

続いてフロントブレーキ。
購入いただいた時の整備時にキャリパー塗装を行なっているので、見た目は綺麗。
ピストンやブレーキホースからのオイル漏れ、パッドとローターの偏摩耗等、
特に異常も見られないのでバラして洗浄、グリスアップ、調整を行います。

ディスクパッド表面は粗めのペーパーで面取りを行います。
常に過酷な使用環境で酷使されるブレーキパーツ。
使用する度にディスクパッド表面は高熱で劣化が進みます。
熱劣化したパッドは制動力の低下や、「キーキー音」の原因にも繋がるので、
定期的に劣化したパッド表面を削ってあげるのが良。
(下側パッドが面取り後。劣化した上側パッドと比べて表面色が復活しています)

続いてリヤブレーキ。
リヤはフロントとは違い、ドラム式となります。
洗濯機のことではありませんよ。
ドラムケースを外すと画像のようなブレーキシステムとなっています。
致命的なダメージはないので、フロント同様バラして洗浄、グリスアップ、調整となります。

ドラムブレーキはディスクブレーキ(前側)よりも少々複雑な仕組み。
詳細は割愛しますが、スプリングやシュー、シャフトなど全ての構成パーツを外していきます。

外したパーツは全てクリーナーで洗浄後、各部分をグリスアップ。
有料級の作業内容ですが、無料の基本整備として作業を進めます。

洗浄とグリスアップが全て終われば再度組み付けていきます。
元々、サイドブレーキの効き具合が少し弱いと感じていたので調整ダイヤルで適正値にあわせておきます。
左右のブレーキシューの厚みが同じなのを確認して、左右とも同じ効き具合になるように同じ数だけダイヤルを回します。

全ての作業が完了したらブレーキフルードを交換して足回りは完了です。

思った以上に記事が長くなりそうなので、本日はここまで。
お昼ご飯食べて午後からも馬車馬の如く働きますね。

それでは！

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