ホンダ　Ｎ－ＶＡＮ　ボディ研磨　コーティング｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

連日飛散してくる花粉や黄砂で、目も鼻も、なんならメンタルまでもズタボロですが、
ティッシュと工具を交互に持ちながら本日も忙しく走り回っております！
さて、今回お届けする内容は
【HONDA N-VAN/ボディ研磨】

磨き屋さん泣かせのHONDA。
くすみ＆傷だらけのガンメタボディが研磨でどこまで回復するか、本日ものんびりお付き合いくださいませ。

まずはお肌の状態をチェックです。
なかなかですね。笑
商用ベースのお車なので、やはり画像のような傷やくすみは着いてしまいます。
当店の主力商品のMINIなんかと比べると、塗装膜厚は薄く、塗装自体も柔らかいのであまり力はかけれません。
ここが磨き屋さん泣かせの所以です。

早速研磨！と、いきたいところですが、
まずは下地/細部処理です。
スケール除去剤と専用の液剤を使ってブラシで細部の汚れをかき出します。
目に見えて綺麗になっていくので、この作業大好きです。

続いて、ボディに付着した鉄粉を粘土で除去していきます。
ガンメタ色なので鉄粉自体は見えませんが、ボディ表面を手で撫でるとしっかりザラつきが感じれます。
水を流しながら優しく撫でてあげるだけで、粘土の色が変色するほど取れていきます。
ここで手を抜くと後々後悔することになるので、しっかりと除去/ボディ表面をフラッとに整えていきます。

鉄粉除去も終わり、ボディに残る水をブローで飛ばします。
その後、マスキングテープで各所保護をします。
マスキングテープ横に反射する蛍光灯の輪郭が、かなりボヤけてしまっていますね。
ウォータースポットも確認できるので、磨き甲斐があります。

コンパウンドはいつもお馴染みの
【VEILLE】さん。
水性タイプなので研磨にコツが入りますが、市販製品と比較すると仕上がりの良さは一目瞭然です。
今回はHONDA特有の塗膜なので、F2シリーズからのスタートです。

低回転でじっくり、ではなく回転スピードは早めの設定にして「サクッ」と表面の皮を磨き落とすイメージです。
伝わりますか？笑

黒矢印の部分の左側が研磨後、右側が研磨前です。
塗装表面に堆積した汚れや劣化したコーティングが剥がされて、
色本来の発色になりました。
機材とコンパウンドの相性が良かったのか、本来3工程(初期中間最終研磨)を行うはずが、今回は1工程のみで綺麗さを取り戻せそうです。

プレスラインによって幅の狭い箇所は3インチのポリッシャーに持ち替えます。
オービット数の高くないモデルなので、優しく磨くには最適なポリッシャーです。

ここのプレスラインに苦労しましたが、複数の機材を使用して妥協なく仕上がりました。
展示車両にここまでする必要性は、、、と考えたくもなりますが、商談時にはなるべく良い状態にしておきたいですからね！

最後に撥水コーティングを塗布して完成です。
水滴が綺麗にまとまっているので、下地がフラットに仕上がっている証拠ですね。
これで飛んでくる花粉や黄砂も、水をかけるだけでサラサラっと流れ落ちてくれます。
当店は幹線道路沿いの店舗のため、洗車をしてもすぐに汚れてしまいますが、
しっかりとコートされた車両だと洗車をするのもかなり楽！

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました！
それではっ！

• 鉄粉
• 油膜
• ディテーリング
• 洗車
• NVAN
• ウォータースポット
• 水垢
• WAX
• 洗車傷
• 研磨
• ガラスコーティング
• ポリマーコーティング
• ボディコーティング