トヨタ　ライズ　トルコン太郎 CVTフルード交換　圧送交換　エレメント交換　オイルパン脱着　鉄粉除去　スノコ　CVTフルード交換　福島県　福島市　MSG　東北　仙台　山形　秋田　新潟　米沢　A210A｜車検・点検・修理のグーネットピット

令和３年式
5BA-A210A
トヨタ　ライズ　CVTフルード圧送交換作業です。
圧送交換専用アタッチメントを使用して全量圧送交換しました。
仕様フルードはスノコ　CVTフルードです。コストパフォーマンスに優れていてフル化学合成油。ほとんどの国産車に適合していて純正油と比較してもベルト、プーリー間の摩擦特性に優れ高いトルク伝達効率があり、サーキット走行にも耐えうる高性能オイルです。
最近は当店でおすすめのフルードです。お値段も1L　１５５０円とコスパも◎　
まずはオイルパンからフルードを抜いていきます。

取り外したオイルパンはきれいに清掃して沈殿している鉄粉を除去します。
磁石にもこの通り鉄粉がモリモリ。
全てきれいに清掃して車体に組付けていきます。
フルードを抜いて入れてだけの交換は大変危険ですのでお勧めしません(´;ω;｀)
新油が入ることにより、オイルパン内に沈殿している鉄粉などが新油の洗浄効果で浮遊しミッション内部やストレーナーに詰まる可能性が大です。ストレーナーが詰ると変速異常が起きますので要注意です。

オイルパン内部のストレーナーは新品交換です。金属製のストレーナーよりこのタイプ(不織布タイプ)のストレーナーは詰まりやすいので新品に交換です。
オイルクーラー(フルードウォーマー)の中にも小さな金属網のストレーナーがありますのでこちらも新品交換です。

バルブボディはパーツクリーナーでできるだけキレイに洗浄。この部分にもたくさんの鉄粉が付着しています。

真ん中のサンプル容器には、交換前にオイルパンから抜いたフルードをサンプルとして採取したものです。左端の新油モニターと比べると真っ黒です。
まずは最初に抜けた分を補充し圧送交換スタート。

交換を進めていくとこのようにだんだんとキレイになっていきます。
トルコン太郎にはろ過フィルターが搭載されていますので、フルード内の細かいゴミや鉄粉などをキレイにろ過しながらミッションへと戻して行きます。

最終的に新油と同等までキレイになりましたのでここで終了です。
最後に油量調整をして作業完了です。
新車から２～３万キロ走行でもフルードはかなり汚れていますし、鉄粉も多く出ていますので定期的な交換をお勧めいたします。
ご用命ありがとうございました。

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