ランドローバー　L462　ローバー　ディスカバリー　LDA-LR3KA　トルコン太郎　ATF　圧送交換　ATF交換　ミッションオイル　ペトロナス　オイルパン脱着　ストレーナー交換　フィルター交換　福島市　MSG｜車検・点検・修理のグーネットピット

H30年式
LDA-LR3KA　
ランドローバー　ディスカバリー　トルコン太郎ATF圧送交換作業です。
走行距離１４万k超えのお車です。
ATFストレーナーはオイルパン一体型なので丸ごと新品交換です。

樹脂製のオイルパンの内部にストレーナーが内蔵されています。
ドレンからATFを抜いていきます。
オイルパンガスケットからのATF漏れが良く見受けられます。ゴム製のガスケットなのでセットで同時交換です。

オイルパンからは約5Lほど抜けました。このように真っ黒です。
大きく重いボディを動かしているのでATFも過酷な環境です。

バルブボディは出来るだけ洗浄して鉄粉など綺麗にクリーニング。

オイルパンガスケットが当たる面は、オイルストーンを使いきれいに研磨します。ここの面が汚いと後々ATFが漏れる可能性がありますので念入りに。

磁石にも鉄粉がギッシリです。
新品交換するオイルパンには新品の磁石が付属していますので洗浄はしません。
当店ではATF交換の際は、ストレーナー同時交換を推奨しております。フルードのみの交換はオイルパン内部のスラッジをミッション内部に回してしまい故障のリスクがグッと上がります。
昔から良く聞くATFを交換したら壊れた！と言うのはこの作業を省いてる場合が多いです。

新品のオイルパンを規定トルクで締め付けます。このスナップオンのトルクレンチは小型でとても使いやすくお気に入りの工具です。
輸入車に多い締め方で、規定のトルクで締めてそこから９０度の角度まで再度締め付けるなど、このトルクレンチ１本で簡単に出来ます。
アナログの方法もありますが、デジタルはとても便利で使っています。

オイルパンの取付ボルトも新品交換です。

圧送交換専用アタッチメント使用して車両にトルコン太郎を接続。
このアタッチメントが無いと圧送交換が出来ません。当店では各メーカーのアタッチメントを多く取り揃えておりますので、国産、輸入車問わずお問い合わせください。

使用するATFはペトロナスATF700です。
輸入車の適合も多くお勧めのフルードです。

別容器に入っているのは交換前にオイルパンから抜いたATFです。
一番左が新油です。比べると一目瞭然です。
画像では見えませんが、鉄粉もたくさん浮遊しています。
トルコン太郎でろ過しながら進めます。

少し赤味が出てきました。透明度も出てきましたがもう少し追加します。

だんだん良い感じになってきました。
しばらくアイドリングでATFをまわして様子を見ます。

最終的にここまできれいになりました。
新油と比較しても遜色ないレベルですのでここで交換終了です。
透明度もあり鉄粉も無くなりました。

最後に規定の温度でオーバーフローさせて油量調整を行います。診断機を使用してリアルタイムで油温を確認。
きれいな赤のATFが出てきていますね(^▽^)/
終わりましたら、最後に注入口のプラグを規定トルクで締め付けて完了です。

交換後はテスト走行、漏れが無いか確認、下回りの洗浄ですべての作業完了です。
交換後はスムーズで力強い走りが蘇り、お客様も喜んで頂けると思います。
この度はご用命ありがとうございました。
ATF交換を考えている方は是非一度お問い合わせください。

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