- エンジン関連修理・整備
- クライスラー・ジープ ジープ・グラン…
2021年02月26日 17:28グランドチェロキー SRT6.4L HEMIエンジン 異音 修理 その②
前回の続きになります。
カムシャフトの摩耗が異常です!!以前に作業した同じエンジンのカムシャフトと比べると
まだ走行は少ない方なのですが...汗。カムに比べてリフターの摩耗が少ない様な違和感を感じます。気のせいかな?
カムシャフトとリフターの位置はこんな感じです。
これだけ見るとシンプルな構造ですが、このエンジンは8気筒ですが低負荷時には半分の4気筒でエンジンを稼働しています。その切り替えを油圧をコントロールして行うシステムです。
オイルポンプやオイルパンも外して徹底的にクリーニングを施行しておりますので、安心です。
今回の車両は以前に分解した形跡(左バンクのみ)が有る車両でした。
もしかしたら、以前にも異音修理をしたことが考えられます。
その時はリフターのみを交換してカムシャフトはそのままだった?
それだとカムシャフトとリフターの削れ方の違いが納得出来ます。(個人的な意見です)
乗り方やオイル管理は非常に重要なエンジンに感じます。ご注意下さい。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成28年 | メーカー・ブランド | クライスラー・ジープ |
---|---|---|---|
車種 | ジープ・グランドチェロキー | グレード | SRT8 |
型式 | ABA-WK64 |