スズキ　ジムニー　エアコン不良　エアコンコンプレッサー交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

エアコン不良で入庫した　スズキ　ジムニー　です。
当初はガス補充のご依頼でしたが、ガスは入っているようでしたので、他の原因箇所を点検していきました。
エアコンスイッチを押してもマグネットクラッチが作動せず、コンプレッサーが作動していませんでした。
電気系統の点検をすると、コンプレッサーまでは電気が来ていましたので、コンプレッサーアッシの不良と判断し、交換する事となりました。

交換整備前。
エンジンルーム上側からのエアコンコンプレッサー画像です。

交換整備前。
下側から見たエアコンコンプレッサーです。

ベルトとガス配管を外してコンプレッサーを取り外します。

交換部品のエアコンコンプレッサーとOリング。
コンプレッサーはリビルト部品を使用します。

エアコンコンプレッサー交換後。

部品交換と脱着部品の取り付けが完了したらエアコンガスを充填します。
マニホールドと真空ポンプを接続して真空引き。
30分程度真空引きをしたら15分程度放置し、真空状態を確認します。
ここでゲージがマイナス側に振れていれば真空状態が確保できています。
ゲージがゼロになっているとエアの吸い込みがあり、ガス充填しても漏れる原因となります。

エアコンガスを充填しながらエアコンの状態を確認します。
コンプレッサーも正常に作動し、吹き出し口から13～14度の風が出ています。
10度付近まで下げたい気もしますが、ガス圧がオーバーしてしまいそうです。
入れすぎてもエアコンが効かない原因となりますので諦めました。
他にもエバポレーターやエキスパンションバルブなど、温度が下がらない原因もありそうですが、一旦この状態で乗っていただく事となりました。

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