スズキ　ジムニー　SJ30　エンジン始動不良　イグニッションコイル交換　｜車検・点検・修理のグーネットピット

当店で買い取り・展示予定のスズキ　ジムニーですが、エンジン始動不良に陥り、展示前に修理します。

セルは回りますが、エンジン始動出来ない状況。
プラグを取り外してみると燃料も来ているよう。
ヒューズ切れも無く、プラグコード、プラグも問題なさそうですが、プラグが点火しません。

イグナイターやイグニッションコイルの故障が疑われますが、点火系チューニングパーツが点火回路に挿入されていましたので、サービスマニュアルの配線図を参考に純正の回路を形成してチューニングパーツを取り外します。
再度点火確認しますが、プラグから火花は飛ばず。
コイル電圧を測定すると、コイルへの入電は確認できるがプラグコードへの出力が確認できず、イグニッションコイルの故障と判断し、交換する事にしました。

新品部品は入手出来ない為、中古部品を仕入れて交換する事に。
左が仕入れた中古部品で、右が始動不良の車両から取り外した部品。
イグナイターもセットで付属して来ましたので、セットで交換します。
配線状況が違いますが、前期・後期の違いかと思われ、再度配線図を参考に中古部品に配線します。

交換後、エンジンを始動してみると問題無くエンジン始動。
試運転や翌日の始動点検も行い作業完了です。
イグニッションコイルやイグナイターの単体点検方法はありますが、点検結果はあまり正確なものとは言えず、部品が手に入るなら交換してみた方が確実です。
今回は運良く部品が入手出来た為、早期に修理できました。

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