日産 セレナ TC24 　ﾗｼﾞｴﾀｰ修理　ﾐｯｼｮﾝｵｲﾙ漏れ修理　ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙ漏れ修理　ﾊﾟﾜｽﾃｵｲﾙ漏れ修理　６カ月点検　直方市　鞍手郡　宮若市　八幡西区　飯塚市　｜車検・点検・修理のグーネットピット

毎度有難うございます。ﾃｸﾆｶﾙｼｮｯﾌﾟSLASHです。
日産　セレナ　TC24介護車の、六カ月点検を賜りました！今回は、色々と修理箇所がありそうです！お仕事でお使いのお車ですので、急ぎで修理して、納車していきたいと思います。

　まずは、ｽﾓｰﾙ球が、点灯しないということで、ご来店でした。車に近づいてみると、あれっ、甘い匂いがしています。取り敢えず先にｽﾓｰﾙ球を交換、ｲﾝﾅｰﾌｪﾝﾀﾞｰを剥がし、奥のｿｹｯﾄに手を突っ込んで取り外していきます。これが、かなり大変。交換後、ﾗｼﾞｴﾀｰ液が漏れていたため、急遽、お預かりすることに、、

　ﾗｼﾞｴﾀｰを取り外してみました。ｱｯﾊﾟｰﾎｰｽが接続部の、下側、完全に、ｸﾗｯｸ入っています。緑色に見える部分は、冷却水漏れです。ひどい方です。かなり危なかったですね。冷却水を継ぎ足して乗られていたみたいです。ｵｰﾊﾞｰﾋｰﾄを引き起こせば、ｴﾝｼﾞﾝ自体がﾀﾞﾒなります。それだけでなく、車両火災を引き起こす原因にもなりかねません。過去に、大阪から冷却水継ぎ足しで、帰ってこられた方がいました。ｴﾝｼﾞﾝﾙｰﾑ内、ﾌﾟﾗｽﾁｯｸﾊﾟｰﾂ類、熱でひん曲がったり、溶けたりしていました。鉄も歪んだりします。戻ってこられる間、ﾌｪﾘｰ区間がありましたので、それで助かったのだと思いました。

　社外新品、ﾗｼﾞｴﾀｰに交換していきます。あえて、中古をやめました。不良品に当たると、中古だと、すぐに漏れ出したりすることがありますし、再度お預かりになってしまいましたら、お仕事に差し支えます。新品値段もかなり安くなってきました。信頼性が高い方を選びました。

　ﾗｼﾞｴﾀｰﾌｧﾝ、ｺﾝﾃﾞﾝｻｰﾌｧﾝを移して、いきます。

　車両に取付後、冷却水を、注入、その後、ｴｱ抜き作業をして、ﾗｼﾞｴﾀｰ関係は、完成です。

　次に、ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙ漏れです。ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙも継ぎ足していたみたいですが、まずは、ｴﾝｼﾞﾝ上部のｵｲﾙ漏れから修理していきます。写真では伝わりにくいですが、結構漏れています。

　四番ｼﾘﾝﾀﾞｰ、ﾌﾟﾗｸﾞﾎｰﾙ内に、ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙが、溜まっていました。写真の丸の部分、ｵｲﾙｼｰﾙになっています。このｵｲﾙｼｰﾙだけが部品設定が無いんですね。安く、済ませようと思っていたのに、、、ｵｲﾙｼｰﾙ部、ｶﾁｶﾁになってしまってます。ﾍｯﾄﾞｶﾊﾞｰ丸ごと交換になってしまいます。
　ﾀﾞｲﾚｸﾄｲｸﾞﾆｯｼｮﾝｺｲﾙが、ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙで濡れています。ｽﾊﾟｰｸﾌﾟﾗｸﾞに高電圧を送る部品、ﾌﾟﾗｸﾞﾎｰﾙにｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙ溜まりが酷くなると、ｴﾝｼﾞﾝ不調や、ﾀﾞｲﾚｸﾄｺｲﾙの故障になります。

　ｼﾘﾝﾀﾞｰﾍｯﾄﾞ内部の写真。

　ﾍｯﾄﾞｶﾊﾞｰの写真、黒い細いのが、ﾊﾟｯｷﾝですが、ｺﾞﾑ製ですが、ｶﾁｶﾁになって、折れてしまっています。この写真分、全交換です。

　新品の部品、ﾊﾟｯｷﾝは、付属じゃないのに、びっくりです。
組み付け後、ｴﾝｼﾞﾝｵｲﾙ補充時、念のために金属保護として、ワコーズ製、ｽｰﾊﾟｰﾌｫｱーﾋﾞｰｸﾙｼﾅｼﾞｰを注入していきます。

　次に、ｴﾝｼﾞﾝ下部、下廻りの写真です。ﾐｯｼｮﾝとﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄの、ｵｲﾙｼｰﾙ部から、ﾐｯｼｮﾝｵｲﾙ漏れ、かなり滴っています。ﾐｯｼｮﾝｵｲﾙが無くなってしまうと、動かなくなってしまうので、漏れを修理していきます。

　ﾊﾟﾜｰｽﾃｱﾘﾝｸﾞの、ﾘｻﾞｰﾌﾞﾀﾝｸです。こちらも、タンク内の油面が、二cmほど減っています。
。下廻りの写真を忘れてしまいましたが、ﾗｯｸﾌﾞｰﾂに滲みが、出ています。
こちらは、ﾊﾟﾜｽﾃｵｲﾙ補充と、ワコーズ製、漏れ止めを使って、様子を見ていきたいと思います。
　組み付け後、テストをして、OKなら、納車になります。
ご入庫有難うございました。