ダイハツ ムーブ L175S クーラント漏れ修理 リビルトラジエタ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは　ｍｅコーポレーションです。
今回は、ダイハツ　ムーブのクーラント漏れの修理です。

入庫した車は、たしかにクーラントの匂いがします。
早速漏れ箇所を特定していきます。

ボンネットを開けるとリザーブタンクにピンク色の漏れたクーラントの汚れが見つかりました。
これだけでは、漏れ箇所の特定はできませんので、リフトに上げてリークテスターに接続します。
リークテスターは、冷却水の経路に圧力をかけて漏れ箇所を特定するための装置です。

テスターの結果、ラジエタアッパータンク（ラジエターの上部樹脂部分）から漏れていることがわかりました。
今の車は、ラジエタアッパータンクは樹脂製がほとんどです。
エンジンからの熱い冷却液が通る事と樹脂自体の劣化等で、この部分から漏れてしまうことが多いです。
お客様と相談の結果、リビルト品（中古再生品）への交換となりました。

リビルト品です。　
とてもきれいですね。
旧車等の金属製のアッパータンクであれば、溶接などの補修修理等も可能な時代も有りました。
今の車では傷んだ箇所を良品に部品交換したリビルト品を使うことで、新品交換よりも修理費用を安く抑えることが出来ます。
中古部品をそのまま使うことも出来ますが、すぐに壊れてしまうことがありますのでリビルト品をおすすめいたします。

まずは、車内のクーラントを抜いて部品を取り外せるようにします。

作業に集中していて交換中の写真を忘れてしまいました・・ごめんなさい。

写真は、交換後にクーラントを入れたあとに、専用の道具を使ってエア（空気）抜きをしているところです。
冷却水経路に空気が入っていると、エンジンがオーバーヒートする可能性があります。

クーラント漏れも無い事を確認して納車いたしました。
液体の関係するトラブル（冷却水、オイル等）は、重大な故障につながる可能性が高いことがあります。変だな？と感じたらすぐにご相談ください。

ありがとうございました。

• 交換
• 修理
• 整備
• 取付
• クーラント漏れ
• 水漏れ
• ラジエタ
• ラジエタ交換