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本日のご依頼は煙が出て、純正の水温計が振り切ったので見て欲しいとのご依頼です。
皆さんならどうされますか？
一番いいのは煙が出た時点で、安全なところで、エンジンを止め何が煙の原因なのかを確認しましょう。

今回はオーバーヒートなのですが、純正メーターが振り切るってことは１２０℃ぐらいまで水温が上がってる証拠です。本来８０℃前後の水温が１２０℃付近まで上がるってことは、熱によるヘッドガスケット抜け、エンジンブロック歪み、オイル温度上昇による油膜切れによるピストンの焼き付きなどによる圧縮不良、もう直すことの出来ないトラブルにまで、最悪発展します。

クーラントをラジエターキャップから入れるとそのままダダ漏れでした。
よく見ると樹脂で出来たジョイントが振動によりパックリ割れてました。
トヨタ、ダイハツのH１０からH２５付近で見る水ラインのジョイント大体樹脂で出来てますが、年数経つと、こうなることを少しは考えて作って欲しかったですね。

新しく来たものはトラブルが多いのを隠すように対策部品に変更です。
コスト削減はは仕方ないですが・・・。

樹脂製のジョイントは年数経つとこんな感じになります。
軽くつまむだけでパキパキ割れました。トヨタ・ダイハツのお車の方定期点検で防げることもあります。
ヒーターホースが樹脂なのか対策部品に代わってるのか一度ボンネットを開けて、点検してみてください。
もし樹脂なのであれば、クーラント交換の際に一度交換してみてはいかがでしょうか？

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