アウディA1　ミスファイア　インジェクター取替え　DBA-8XCAX　輸入車の整備・修理・車検・メンテナンス・パーツ持ち込み取付け・取替え・パーツ販売大歓迎！輸入車のお困り事なら雅自動車工業へ！｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
おかげさまでグーピットから数多くの輸入車オーナー様にご入庫をいただいています。
新規のお客様がウェブ検索されて、弊社グーピットページをご覧くださりアウディA1のエンジン不調修理をご依頼いただきました。
数ある輸入車整備工場の中から弊社をお選びいただいたご期待に沿えるよう丁寧かつ几帳面な作業で、さらに安価でお応えしたいと思います。
最後までお付き合いください。

症状はミスファイアによるアイドリング不調
お客様ご自身でスパークプラグ＆イグニッションコイルは取替え済みです。
お客様同伴のもとスキャンツールで診断した時も4番シリンダーミスファイアのDTCが検出されました。
プラグ＆イグニッションコイルを他のシリンダーと入れ替えて点検してもやはり4番シリンダーがミスファイアを起こします。
お客様と相談しインジェクターを取り替える作業を致します。

インテークマニホールドを取り外します。
アウディには12角のトルクスボルトが多く使用されています。

このハーネスの先にインジェクターが有ります。

4番以外のインジェクターを超音波洗浄します。
みるみる汚れが取れていくのが分かります。

スパークプラグも洗浄しました。

4番インジェクターノズルを純正新品に取り替えます。

アウディはオイル消費が多い車です。
インテークマニホールド内に溜まったオイルをパーツクリーナーで洗浄し吐き出させます。

外したパーツを復元し、一旦DTCを消去。

続いて吸気系回路の洗浄をワコーズレックスで行います。
この車の排気量は1400ccなのでレックス溶剤を150cc（排気量の約10分の1）点滴します。

注入箇所はスロットルバルブ以降のバキューム（負圧）にホースを取り付けます。

ワコーズフューエル1＆ワコーズフューエル2を注入したら修理後初めてエンジンを始動しレックス施工を始めます。
およそ40分かけゆっくり注入し、注入時は常にアイドリングで施工します。

レックス施工後OBDⅡスキャンツールで再診断、エンジンチェックランプは点灯していないものの再び4番シリンダーミスファイアを検出しています。
．．．？？？

4番シリンダーのみ圧縮比が125kPaと低いです。
ヘッドガスケット？バルブシート？ピストンリング？様々な原因が考えられます。
お客様に状況報告しこの後の修理方法を検討しました。
上記に挙げた修理はできますが高額になるため、改善される可能性のあることからやっていきましょうと提案し一旦ここで修理を打ち切ることになりました。
対応としましてはワコーズeクリーンプラスを注入し次回エンジンオイル交換時にエンジンフラッシングを行います。
今後も定期的にご入庫いただき改善があるかを注視しながら向き合っていきたいと思います。
お客様に完成報告後、ご納車の際に画像を観ながら
作業内容の説明をさせていただきました。
ご用命いただき誠にありがとうございました。
愛車と共に素敵なカーライフを過ごしください。
今後ともお付き合いのほど宜しくお願い致します。
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