ザ・ビートル　ステアリングロックシリンダ取替え　イグニッションキーシリンダ移植　DBA-16CBZ　パーツ持ち込み取付・取替・修理・パーツ取寄せ販売　輸入車・国産車・ハイブリッド車の整備・修理・メンテナンス大歓迎！ご予約お待ちしております！｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
おかげさまでグーピットから数多くの輸入車オーナー様にご入庫をいただいています。
今回も弊社グーピットページをご覧いただいたお客様から「鍵が抜けなく困っている」とご相談があり修理作業をご依頼いただきました。
数ある整備工場の中から弊社をお選びいただいたご期待に沿えるよう丁寧かつ几帳面な作業で、さらに安価でお応えしたいと思います。
最後までお付き合いください。。

症状を確認すると確かにイグニッションキーシリンダから鍵が抜けにくい状態でした。
普段乗っているお客様でもコツを使わないと抜けません。
この車両にはよく見受けられる案件ですね。。。ステアリングロックシリンダの取替えが必要となります。
先ずはステアリングを外していきます。
ステアリングホイールをこの角度にします。

プラス＆マイナスのバッテリー端子を外し、ステアリングホイール裏のエアバック固定スプリングをドライバーで下げて外します。

エアバックが取り外せました。

トルクスレンチで固定ナットを緩め取ります。
ステアリングホイールとシャフトには既存で合いマークされています。

メータ廻りのパネルを外しステアリングカバーを取り外します。

エアバックコントロールとコンビネーションスイッチを取り外します。

ステアリングロックシリンダが取り外せました。
固定しているボルトは絞め殺し式になっているため向かって右側はドライバーなどを使い叩いて緩めることができましたが左側は作業領域も少なく緩められなかったのでドリルで穴を開け特殊工具で緩めました。

イグニッションスイッチ・カバー・カプラなどを移植します。
イグニッションスイッチの取り外しは写真のように2か所のロックを解除して抜き出します。

イグニッションキーシリンダを移植します。
キーを回し、合いマークを合わせ細く強度のある棒を奥に差し込みロックを外します。
実はここが一番難関で今回はこの作業だけに数時間もかかりました。

いろんな工具でロック解除を試みましたが最終的にピックドライバー（太さ1ｍｍ）で解除できました。

イグニッションキーシリンダを移植して折り返しです。

代用のボルトを使いステアリングロックシリンダを組付けていきます。

全てのパーツを復元して動作確認します。
スムーズに鍵が抜けるようになりました。

これで快適かつ安心してお乗りいただけると思います。
お客様に完成報告後、ご納車の際に画像を観ながら
作業内容の説明をさせていただきました。
ご用命いただき誠にありがとうございました。
愛車と共に素敵なカーライフを過ごしください。
今後ともお付き合いのほど宜しくお願い致します。

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