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いつもご覧いただきありがとうございます。
グーピットから連日多くのお客様にご入庫をいただいています。
今回も弊社グーピットページをご覧いただいたお客様にオイル漏れ修理のご依頼いただきました。
同じ滋賀県でも北と南、遠方にも関わらずありがとうございます！
数ある整備工場の中から弊社をお選びいただいたご期待に沿えるよう丁寧かつ几帳面な作業で、さらに安価でお応えしたいと思います。
ご覧ください。

早速、車を上げて診断してみると。
このエンジンではあまり見ない箇所からのオイル漏れを確認しました。
バルブカバーガスケットかオイルエレメントハウジングからのオイル漏れが多くみられるエンジンですから。。。

大体の漏れている箇所は掴めたのですが、更に特定するためエンジンマウントを取り外し診断します。

やはり下からのぞいた時に怪しいと思ったところから漏れてました。
鏡に映ってるのはタイミングチェーン・オートテンショナーです。
増し締めして修理完了というわけにはいきません。

オートテンショナーを取り外し点検するために作業を進めます。
バルブカバーを取り外しタイミングチェーンの状態を点検します。

フリクションプーリーとベルトを外した後、スパークプラグを抜き取ります。

SSTを使いタイミングチェーンを正規の位置にします。

クランクシャフトを定位置で固定しピストンヘッドを90°に揃えます。

IN＆EXカムシャフトにSSTを取り付け。少しチェーンがずれているのが分かります。

IN＆EXカムシャフトプーリーが空転できるようにEトルクスボルトを緩めておきます。

正規の位置でIN＆EXカムシャフトとクランクシャフトをロックします。

指で回ってしまうほど緩んでいました。ガスケットが有るものの、これではオイルが漏れてもおかしくないです。

SSTを使ってタイミングチェーンの弛みをテンショナー取付け箇所に集めます。
新品のテンショナーに緩み防止剤を塗布してしっかりと締め付けます。

外しておいたプラグを清掃し組付け。

バルブカバーガスケットとプラグホールガスケットを新品に取り換えます。

組付け前にサーキュラー部に液状ガスケットを塗布し指に付かなくなるまで放置。
その後、組付けます。

カムポジションセンサーのОリングも同時交換します。

全ての組付けを終え、エンジン始動。
暖機運転が終了したらエンジンをとめOBDⅡスキャンツールで診断します。
異常が無いことを確認しました。

オイルで汚れていた箇所を綺麗に清掃。
試運転を行い完璧に直っていることを確認しました。

これで快適かつ安心してお乗りいただけると思います。
お客様に作業完了報告をし、ご納車させていただきます。
遠方にも関わらず、ご用命いただき誠にありがとうございました。
愛車と共に素敵なカーライフを過ごしください。
今後ともお付き合いのほど宜しくお願い致します。

～お客様に安心を愛車に安全を～雅自動車工業
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