ダイハツ　タント　エグゼ　KFエンジン　シリンダヘッド交換　｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりしましたタントエグゼです。

４WD です。前項の作業の続きです。

触媒を交換すれば良いだけの作業が、
シリンダヘッド交換になりました。

今のシリンダヘッドを外して、
プロにドリルの残骸を撤去してもらうことも考えました。
が、
数年前に調子悪くて外されたムーヴコンテのエンジンがあります。

同じ？KFエンジン

ヘッドを外してみます。

２番シリンダのエキゾーストバルブが溶けてる？欠けてる？

バルブを入れ替えたらいける？
エキゾーストバルブを全部移植します。

せめてステムシールは新品で。

ピットは２℃です。

この様な作業は２０℃位でやらないといけないのを言い訳に、
事務所で作業することにしました。

２台分のタペットシムを集めてバルブクリアランスを調整します。
問題のあったバルブのところだけシムを注文した以外、
１１バルブ分はあっちこっちのシムで合わせます。

寄せ集めヘッドが載っています。
ヘッドの締め付けはパーツの温度を同調させるため？
一晩載せておいてからにしました。

ヘッドの脱着にオイルパンを剥がすのですが、
この車は４ＷＤですのでトランスファを降ろさねばなりません。
ＣＶＴＦやトランスファオイルも抜き取ります。
ガスケットはもちろん、チェーンも交換しました。

やっと故障原因にたどり着きました。

これを交換したかっただけなのです・・・

確かにダメな方は触媒がスカスカです。
中身はどこにいったのでしょう？

始動後はチェックランプも消え、
おまけでエンジン音がとても静かになりました。

これから車検整備です。

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