日産キューブ　オーバーヒート　サーモスタット交換にたどり着くまで｜車検・点検・修理のグーネットピット

走行中に水温のＨランプが点滅しだした、とのことで入庫しました。

点検の流れとしては、
冷却水の量を確認→減っている→ラジエターいっぱいになるまで入れるが少しでいっぱいになった→ラジエターテスターで冷却系統に圧縮をかけて漏れを確認→圧縮が落ちない＝漏れがないと推測→現象確認のため一度エンジンをかけて暖気していく→ファンが回りだした→しかしファンが一向に止まる気配がない→エンジンを止め各ホースを触ってみる→ラジエターアッパホース＝ぬるい・圧力かかっている、ロアホース＝ぬるい、ヒータホース＝熱い

……と、長々書きましたが以上のことからサーモスタットの故障を疑い、早速外します。

取外しに関してはエアクリーナを外せばサーモスタットのケースが見えるので写真は撮っておりません。



外したサーモスタットを新旧並べてみました。

上が旧部品で下が新品。

形状そのものが少し違いますが旧部品の芯がずれて閉まりっぱなしになっています。


逆に開きっぱなしで壊れると、いつまで経っても暖房が出にくいオーバークールの症状になります。

新品に組み替えたら、いったん元に戻して水をいっぱいにします。

ラジエターテスターによる点検も行い

エンジンをかけて暖気、温度を見ながら圧力・ファンの作動を確認していき、試運転により異常のないことを確認し完了となります。

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