- メンテナンス・日常点検
- スズキ ジムニー
2025年02月28日 16:09ジムニー サーモスタット不良 水温上がらない ヒーター効かない
スズキのジムニー(型式ABA-JB23W)の不具合と思われるご相談を頂きました。お客様から「長時間走行しても水温計の温度が十分に上がらず、ヒーターの風もほんのり暖かい程度」という症状をご報告いただきましたので、点検と試運転を行ったところ、サーモスタットの不良と判断させて頂きました。このままではエンジンの温度が適切に維持されず、動作不良や燃費の悪化につながる恐れがあります。
そこでサーモスタット、ラジエターキャップ、クーラントの交換作業を実施しました。まず、冷却水を安全に抜き取り、劣化したサーモスタットを取り外しました。その後、新品のサーモスタットを正確に取り付け、ラジエターキャップを新品に交換しました。最後に、新しいクーラントを適切な量で補充し、冷却システム全体をチェックして正常に動作することを確認しました。
整備完了後、エンジンの水温が安定し、ヒーターも十分な温かさを取り戻しました。不調を感じた際は、ぜひお気軽にS’WIDEまでご相談ください!
- Before
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試運転を終えたジムニー
- After
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左:ラジエターキャップ 右:不良のサーモスタット
水温により開いたり閉じたりする仕組みになっているサーモスタットですが少し開いた状態で固着しておりラジエターで冷たされた冷却水が常に循環してしまう状態になっていたと思われます。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成19年 | メーカー・ブランド | スズキ |
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車種 | ジムニー | グレード | ランドベンチャー |
型式 | ABA-JB23W |