BMW（F20）ヒーターコア交換　◆真冬にヒーター効かんのはきっつ◆｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はBMW　M１３５ｉ（Ｆ２０型）のヒーターが効かない症状でご入庫いただきました。

１２月の真冬ってこともあり、ヒーターが効かんのはキツイですね(*_*)

え、BMWって寒いドイツの車やん？

せめてﾋｰﾀｰは壊れんように作ったれよ！

ってことでヒーターが効かない原因として

①クーラントのエア噛み

②ヒーターコアの詰まり

③ヒーター関連ユニット等が考えられ、

一応前回　ラジエターを交換した際はしっかりエア抜き作業を行っており、

また、ヒーターコアの洗浄も実施していました。

ということでヒーターコア（＝車内暖房放熱機器）交換が必要ということで重整備となります。

「ヒーターコア」という名前なので

カーヒーターのコア（核・芯）となる部分ですね。

センターコンソールをばらし、

ステアリング廻りもばらし、

そしてダッシュボードキャリアを取り外し。

かなり難易度の高い作業となっております。

ダッシュをばらすとこんな感じです。

ミニマリスト？になりましたね。いや、逆に散らかっとるか。

ダッシュをばらしてからがまた長い道のりです。

ダッシュボード取り外して、今度はヒーターユニットを取り外します。

配線の取り回しやネジがどこにとりついてあるのか、組むときに間違いなく忘れるので、

僕はＰＯＳＣＡなどのペンでマーキングしたり、スマホで写真を撮ってするなどして管理

をしました。

↑
取り外した　ヒーターユニットアッセン。

ここからがまーた長いねんなー。

やっと現れた！！

夕日に照らされたヒーターコア。

やっと取り外しても組付けがまた大変ですね。

東京への車旅で例えるならやっと名古屋に来たかみたいな感じですね。

完全組付け後、

エアコンシステムの真空引きをして

クーラントエア抜き作業して

スキャンツールでメモリーが残ってないか確認し

特に問題なくヒーターも無事効きました。

お疲れさまでした。

自分はコト２かコト３くらいの大変な作業だったと思ってます。

BMWのフラットレイトを調べると　

①ヒーターコア脱着で　６９Fｒ　で約７時間の作業

②エアコン真空引き、ガス補充　およびクーラントﾘｰｸチェックなど、附加作業でざっと１０Fr　約１時間作業

③コンピュータでメモリー確認や消去するなら　４Ｆｒ　３０分

④最終確認や清掃作業は　　オープンフラットレート　３０分

円滑にいけて約１０時間の作業ってところですね。

自分は１０時間ではできませんでしたが（苦笑）

工賃だけで１０万前後くらいの相場ですか。？

それぐらい手間暇のかかるる作業でした。(*_*)

ありがとうございました。