ルノーカングー　タイミングベルト交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は納車前のルノーカングーのタイミングベルト交換作業です。

まずは冷却水を抜いていきます。

当店ではリスクのある古めの車を除き輸入車のようにサブタンクのあるタイプはLLCチェンジャーを使用して交換します。

今回は納車前ですがご入庫時の追加提案時の交換でもお客様に汚れ具合、薄まり具合を並べて比較し確認していただけますので納得しての交換にもつながります。
再利用時も汚れが混ざらないため安心して再利用可能です。

少し脱線しました（笑）

上から外すのは主にエアクリーナーのダクトとLLCサブタンクぐらいです。

リフトアップをしていきます。

タイヤやインナーライナーを外しSSTにて回り止めを行います。
同時にドライブベルト（外側のベルト）も外します。

下を止めた後は上側です。

今回は作業時点で少しずれが発生していましたので組み上げ中の写真になります。
よくある印での作業では元の位置に戻して組むという形での作業となりますので初めがずれていた場合はエラーは出なくともズレにより本来の性能を発揮できなくなります。

SSTの使用はこうしたずれをなくすという意味でもとても大切です。

次にベルトのカバーを外します。

ベルトの状態はそこまでひどくはありませんでしたが切れてエンジンがダメになってしまう可能性を考えると大切な予防整備と思います。

横から見るとこんな感じ。

さらにこちらもズレていましたがSSTにて位置調整。
こちらのずれはタイミングには大きくは影響しませんがせっかくですのできっちり合わせていきます。

外したタイミングベルト。
やはり気持ち早めの予防整備。
オーナー様も他県ということで小まめに入庫できないので安心のために交換したいとのご提案でしたので新品へと交換していきます。

もちろんウォーターポンプと冷却水も新しいものへと交換しました。

カングーにお乗りのオーナー様、ご自身のお車のタイミングベルトは大丈夫ですか？
点検もかねてのご入庫お待ちしております！

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