エンジン載せ替え｜車検・点検・修理のグーネットピット

最近ブログサボっておりました・・・・(;^_^A

今日のブログネタはこちら！！　　ヘッドガスケット吹き抜けによるエンジンウォーターハンマー！！

高速道路でオーバーヒートしたらしく、内圧でウォータージョイントや水温センサーの破裂やガスケットの吹き抜けによるシリンダー内へのクーラント液進入でエンジンブローです。写真のプラグホールからLLCが出てますね💦

当初はばらして直すつもりでしたが他の付随する部品などのダメージが大きく今後のトラブルを考えて中古エンジンへ載せ替えとなりました。

オーソドックスなFR車なため、エンジン側ハーネスやホース類を外しミッションを下ろしてエンジンを下ろす。ほら簡単♪
書くだけならね（笑）

まあ、実際そんなに苦労はしませんでした(^^)/　軽のエンジンは小さいので軽いですからね♫

載せ替えにあたり消耗品なども交換して最後に油脂類や水まわりの点検をして終了！　なかなか調子のよいエンジンではないでしょうか？♪

壊れたエンジンのほうも最後に原因究明のため分解点検してみました。
まず、予想通りシリンダーヘッドのメタルガスケットの２番３番が吹き抜けてウォータージャケットと燃焼室が繋がっていました。　　また、ウォーターポンプハウジングのOリングも熱で融けてクランクケースに水が流れた形跡があります。
水温センサーはネジ部を残して無くなってました。　　

次に気になったのが、オイルストレーナパイプ（エンジンオイルを吸い上げ各部にオイルを廻す重要部品）がフィルターになっている部分からストロー状の部分まで完全に融けていました・・・いったいオイル何℃になったのだろう・・・？
そういえば、インマニの耐熱プラスチックも溶けていた・・・💦

細かい部分では当然ですがクランクメタルが油膜切れで傷ついてました。　相当な高温にさらされているためか、ピストンリングは外そうとした所しなりが無く砕けてしまいました・・・。

そして今回のエンジンで一番気になった部分ではエンジンオイルが総量の1/3ほどしか出てきませんでした・・・。

結論的にはオイル管理や冷却水管理　また日常点検である程度までは防げた故障だったのではないでしょうか？
皆様もくれぐれもお気を付けください。