ポルシェ パナメーラ 970　エンジン不調 高圧燃料ポンプ交換 ハイプレッシャーポンプ　ロアアーム交換　コンピューター診断　整備　修理　八千代市｜車検・点検・修理のグーネットピット

970パナメーラ　エンジン不調修理のご依頼でレッカー入庫いたしました！

エンジンはガクガクブルブルと振動しており、
メーターにはエラー表示が多数。

コンピューター診断にてエラーを確認すると、燃料系のエラーが入力されておりました。
ライブデータを分析すると、ハイプレッシャーポンプの燃圧が規定の1/10に下がっているのを確認できました。

エンジンが始動できることと、燃圧の低さからハイプレッシャーポンプの故障と断定。

早速ハイプレッシャーポンプの交換を行います。
ワイパーアーム、リンク、カウルトップを取り外して作業スペースを確保しますが、それでもエンジンルームに隙間が無く手を傷だらけにしながらの作業です。

ヒーターホースを切り離し、さらに分解を進めるとやっとハイプレッシャーポンプが見えてきます。

ハイプレッシャーポンプ取り外し！

↓新旧比較

カムシャフトとハイプレッシャーポンプの間に樹脂製のスリーブが装着されているのですが、スリーブがパキパキに硬化して粉砕し、カムシャフト内部に残っていました。

目視では確認できず、ミラーで確認しながら粉砕したスリーブを除去します。
この作業にかなりの時間を費やしました(;´Д`A ```

↑回収したスリーブの破片。



↓新品スリーブ。対策品になっているのか？色が黒から白になっています。

新品ハイプレッシャーポンプ取り付け。

根気よく逆の手順で組み上げていきます。




最終チェック。
コンピューター診断でエラーなし！

メーター画面にもエラー表示なし！
エンジン状態も好調です。




新旧データを確認すると燃圧も10倍まで上がりました！
左：修理前
右：修理後

続いて、長期的に格闘している足回りコトコト異音修理。

今回は目視にてブッシュが痛んでいたロアアームの交換を行います

取り外し完了！


亀裂が入り、ブッシュ内部から黒いオイルが漏れてきています。

反対側のブッシュは一周亀裂が入っており、中心のカラーが脱落寸前でした。

↑ロアアーム新旧比較

組み立て後、アライメント調整を行い作業完了です！
こちらは引き続きお客様に様子を見て頂くことに。


これにて作業完了となります！



遠方からにも関わらずいつも当店をご利用頂き誠に有難うございます！
今後とも当店を宜しくお願いいたします！



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現在、当店の作業状況が大変ひっ迫しており、メールでのお問い合わせ回答が間に合っておりません。
大変ご不便をお掛けいたしますが、当店へお問い合わせの際は可能な限りお電話にてご相談頂けますと幸いです。
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