メルセデスベンツ C63 W204 警告灯点灯　ラジエーターファン全開　シフト操作できない　プレーセーフ故障　ESP故障　クルーズコントーロール故障　CAN通信故障　コンピューター診断　故障修理　整備　八千代市｜車検・点検・修理のグーネットピット

ベンツ　C63　様々な故障症状により業者様からレッカーにて入庫いたしました。

お預かり時点でのエラーの数々。

シフトレバーはPから動かせず。
ラジエーターファンは常時全開に回転！


普通の故障ではなさそう・・・。


コンピューター診断を行うと
通常39個認識されるECUが27個しか認識されませんでした。

エンジンECUやトランスミッションECUとも通信ができない状況・・・。

エンジンが始動できるだけびっくりな状況。

診断機にてフォルトコードを調べているとCAN通信に関係する部分が怪しそう・・。





配線図を頼りにCAN通信に関係する部分を徹底的に診断します。

運転席シート下にCANターミナルが密集しているため、点検を行おうとカーペットをめくったところ・・・


まさかの浸水状態・・・・・

これだけ水が浸入しているとそこら中が壊れていそうです。



ＣＡＮターミナルを点検

３つあるCANターミナルの基盤はご臨終。

この部品の故障で間違い無さそう。



新品部品を手配し、交換を行います。

水抜き、乾燥作業を行い、CANターミナル部品の交換を行いました。



しかし・・
残る１つのECUと通信できません・・・。

通信できないECUはESPコントロールユニット。

ESPコントロールユニットを単体で点検します。

電源やアース、CAN回路を点検しても異常なし・・・。

ESPコントロールユニットが故障している模様。



どうやらこの車は複合的に故障が起きているようです。
ESPコントロールユニットは数十万する高額な部品・・。

ESPコントロールユニットを取り外し、試しにECUリペア業者に現物リペアを依頼しました。


リペア後、取り付けし再度コンピューター診断を行うと・・・

全てのECUと通信できるようになりました！


メーターにもエラーは無し！！

これにて作業完了となります。

雨漏れ修理に関してはご依頼頂いた業者様で修理するとのことでご納車させて頂きました。


この度は数ある中から当店をご利用頂き誠に有難うございます！
今後とも当店を宜しくお願いいたします。



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現在、当店の作業状況が大変ひっ迫しており、メールでのお問い合わせ回答が間に合っておりません。
大変ご不便をお掛けいたしますが、当店へお問い合わせの際は可能な限りお電話にてご相談頂けますと幸いです。
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