ポルシェ パナメーラ 970　車高が下がる エアー漏れ エアサス修理 エアサス交換　エアーサスペンション　オイル交換　修理　整備　故障診断　車検　八千代市｜車検・点検・修理のグーネットピット

ポルシェ パナメーラ　フロントの車高が数日で下がってしまうとのことで修理のご依頼で入庫いたしました！

一日放置しただけでもここまで下がってしまいました。

点検を行うと、定番のアッパーブッシュからのエアー漏れ・・
今年の夏は猛暑の影響なのか、パナメーラのエアサス故障のお問い合わせが殺到しております。

リフトアップモードに移行しリフトアップしたところ・・
リフトアップと同時にリアから鈍い音が・・・

ん？
リアエアサスもご臨終状態？・・
しかも左右ともに・・

変形し、スタビリンクに刺さっております。

とりあえずリアは置いておいて・・

エア漏れのあるフロントのエアサス、ショックアブソーバーASSYをリビルト品に交換します。

交換完了！

続いて、リアのエアサスですが、数ヶ月前に車高がおかしくなり他工場にて左リアのみエアースプリングとハイトセンサーの交換を行ったようです。
しかし何故すぐ再故障？・・



おそらく原因は↓

悪名高いロワリングロッド。
しかも調整式のロッド部は変形している・・・

よく見るとハイトセンサーの摺動部も曲がっております。

新品部品が国内に在庫がなかったため、リサイクル品で対応。
↓新旧比較。

全体的に曲がってます。

970パナメーラをロワリングロッドにてローダウンを行う場合、リアに関してはロッドを縮める事によりローダウンされます。

ロッドが短くなった事により、リフトアップ時や走行中に車が跳ねた時等にロッドが無理に引っ張られハイトセンサーが破損してしまったり、ハイトセンサーに負荷がかかり逆関節状態で異常信号が送られエアサスが故障してしまうのでしょう。

取り外したエアサスはバナナのように変形しておりました・・・




左右リアエアサス、ハイトセンサー、ロッドも交換！

交換後は４輪にエアーを充填するのですが、４輪全てのエアーが抜けてしまっていると診断機のみでのエアー充填は不可能です。

診断機とSST等を使用しエアー充填を行います。

エアー充填完了！


リフトダウン！

他、他店でエンジンオイル交換をしたのか、オイル補充の警告表示が頻繁に出るとのことで、コンピューター診断機を使用しオイルレベルの測定を行います。

オイルレベルがかなり低い・・・




正常範囲になるようオイルを補充し、再測定。

バッチリです！
レベルゲージの無いポルシェ車両の場合、オイル量測定をメーターで行うと正確な測定は出来ません！
オイル交換後は必ずコンピューター診断機でオイルレベルの調整を行うことが重要だと私は思っております。



↓今回交換したお役御免の部品

これにて作業完了！



この度は数ある中から当店をご利用頂き誠に有難うございます！
今後とも当店をよろしくお願いいたします！


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現在、当店の作業状況が大変ひっ迫しており、メールでのお問い合わせ回答が間に合っておりません。
大変ご不便をお掛けいたしますが、当店へお問い合わせの際は可能な限りお電話にてご相談頂けますと幸いです。
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