レクサス　LS600hL　ハイブリッドバッテリー交換　ハイブリッド警告灯 VSC警告灯 プリクラッシュ警告灯点灯 HVバッテリー交換 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

レクサスLS600ｈL
ハイブリッド警告灯や他様々な警告灯が点灯するとのことでご入庫。

専用診断機を接続し診断。
色々な故障コードが入っておりますがP0A80に絞り込みます。

フリーズフレームデータから故障の状態を確認します。
HVバッテリーブロック電圧を確認するとブロック10と11間で異常がありました。

この数値ですとバッテリーボルテージセンサーには問題が無さそうなのでお客様と相談の上、金額を抑える為にHVバッテリーのみをリビルド品で交換を行う事になりました。

トランク内の内張を外し、準備をしていきます。

ここまで分解したら
補機バッテリーのマイナス端子を外し、HVバッテリーのサービスプラグを抜きます。
感電防止のためエンジンルームのインバーター側でゼロボルト確認を行ってから高電圧ケーブルの取り外し、その他多数を分解していきます。

車内の作業も同時に進めます。
後部座席の電動シート、操作ユニット等全て取り外しにかかります。

シート等の取り外しが完了したら、サービスカバーを外し高電圧ケーブルを取り外します。
この時、絶縁手袋は必須です。

準備が全て整ったのでハイブリッドバッテリー本体を引きずり出します。
この時、車内にキズがつかないよう、養生マットを何枚も重ねます。

取り外し完了です。LS600ｈのハイブリッドバッテリーはかなり重いですね。。







その後バッテリーの制御部分、ボルテージセンサー等を移植していきます。

組み終わったリビルドHVバッテリーを取り付け、逆の手順で組み直します。

全ての組み付けが終わったら故障コードを消去し、ライブデーターを確認。

データを確認しながら試運転を行います。
各セルの電圧がバラつき無く17V付近まで上がり、SOCもスムーズに上がる事を確認し、作業完了となります。

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