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作業実績
42件
レビュー
  • 車検
  • トヨタ シエンタ
  • 費用総額:115,000
  • 作業時間:1時間

2026年03月13日 10:55トヨタ シエンタHV 車検

トヨタ シエンタHV 車検

今回は車検の作業実績の投稿になります。
シエンタHVの車検でエンジンオイル、オイルエレメント、フロントワイパーゴム、ブレーキフルードを交換いたします。
左のインナーテールレンズが割れてしまっているのでこちらも交換になります。
HV車なのでブレーキフルードの交換も診断機を使ってきっちり実施します。
ガソリン車と違う部分も少なからずあります。

今回は投稿に熱が入り、長ったらしく説明おじさんになってしまったので先にお詫びをしておきます。申し訳ありません。

ではやっていきましょう。

トヨタ シエンタHV 車検

まずはライト廻りの点灯、作動点検です。
左テールレンズの割れ以外は作動点灯は良好でした。
エンジンルームのチェックです。
各油脂類の漏れや油量などの確認と、マウントなどの状態をチェックします。
走行距離も少ないので、状態は良さそうですがエンジンオイルは汚れていました。
HV車なのでインバーター用リザーバーもチェック。
ファンベルトなどの補機ベルトはHVにはついていません。

トヨタ シエンタHV 車検

ブレーキフルードは補助ライン(画像の短いライン)にあるのが正常範囲です。
これはHV車についているアキュームレーターという装置の為で、エンジンを止めてブレークペダルを数十回踏んでから再度見てみるとMAXライン近くまで油面が上がってきます。

トヨタ シエンタHV 車検

エアクリーナーは交換ほどの汚れではなかったのでエアブローで清掃します。
吸気方向とは逆側からまずエアブローし、吸気側からもブローして戻します。
先に吸気側からブローすると汚れが余計に詰まりますので細かいですが逆側からまずブローしましょう。

トヨタ シエンタHV 車検

ワイパーゴムを交換します。
NHP170のシエンタは一般的なワイパーブレードとは作りが違います。
ブレードの外し方は画像の真ん中の四角いところを押し込みながら、ブレードを外側へスライドします。

トヨタ シエンタHV 車検

外れたブレードからゴムを外します。
画像の広くなっているところまでゴムの端をスライドさせて引き抜きます。
入れるときはその逆で、差し込んだ後にゴムの端を広くなっているところまでたくしておいて細いところへ滑り込ませるように取り付けます。
説明が難しいです。
やってみると少しコツがいります。
ワイパーゴムを付けた後も、ゴムの端を左右で少し引っ張ってあげないとゴムが波打ってしまっています。

トヨタ シエンタHV 車検

続いて室内です。
前後のウォッシャー液の噴霧状態、作動を確認し、ワイパーの掃け具合や作動を各モーター速度で確認します。
間欠作動で戻らないなどよくあります。
シートベルトの巻取りやバックルを指してシートベルトインジケーターの消灯を運転席、助手席で確認します。
シートベルトを強く早く引いたとき、ロックすることも確認します。
室内等の切れや、発煙筒の有無なども確認します。

トヨタ シエンタHV 車検

エアコンのフィルターはグローブボックスの裏側にあります。
古い車両や車種によっては別の場所に設置されていますが、大抵はグローブボックス奥にあります。
続いてメーター廻りの確認です。

IG ON状態でメーター内の各バルブの点灯状態を確認し、エアバックインジケーターが点灯してから消灯することを確認します。
そのままREADY ON(指導状態)でメーター内にエンジンチェックランプなどの警告灯がつかないことを確認します。
今回はチェックランプはありませんでしたが、診断機をつないでコンピューター診断を実施し、異常コードの入力がないことも確認します。

今回はすべて正常。
各シフトチェンジしたときのシフトパターンランプの点灯状態も確認します。

続いてホーン、エアコンパーキングブレーキの踏みしろなど室内で確認する作業を行います。

さぁリフトアップしていきましょう。

トヨタ シエンタHV 車検

各オイル、グリスもれ、各部損傷、ガタゆるみ等を目視と工具を当ててチェックしていきます。
HV車は画像のオレンジ色のケーブルがフロア下を走っていますが、これはハイブリッドシステム用の高電圧配線です。
下廻りを擦ったりぶつけたりしていると、この配線が損傷している恐れがあり非常に危険です。
もしも被覆が損傷していたり、擦った痕などがあっても絶対に触るのはやめましょう。
200Vの高電圧で感電する恐れがあります。

足廻りのチェックです。
タイヤを揺らしてハブ、ラック、サスペンション各部のガタやドライブシャフトの状態を確認します。
タイヤの残量を確認し、ローテーションの有無を決めます。
FR車とFF車、4WD車によってローテーションの方法などが変わります。
同じ前後ローテーションでも多いほうを前にするのか後ろにするのか、角の状態、回転方向のあるタイヤかどうか、荷重指数の違いやオフセット値の違いの有無、前後サイズの異なる車種など確認する項目は多くあります。

続いてタイヤを外してブレーキホースやスピードセンサの配線などの状態、スタビライザーリンクのブーツやロアボールジョイントブーツの確認などブーツ、ブッシュの状態も確認いたします。

この車は非常に程度がいいですね。特に不具合個所は今のところありません。

トヨタ シエンタHV 車検

ブレーキの点検を行います。
NHP170シエンタは、リアもディスクブレーキでインドラム式パーキングブレーキ採用車です。
ブレーキパット交換などブレーキピストンを縮める必要がある際は、診断機の作業サポートによりブレーキ作動禁止措置を行う必要があります。
また、ブレーキキャリパーを外している状態で車両のドアを開けてしまうとピストンが押し出されてしますので、ドアの開閉は気をつけましょう。
ブレーキキャリパのフルード漏れをダストブーツをめくって確認します。
またキャリパーのスライドピンも固着がないか確認します。

Before
トヨタ シエンタHV 車検

ブレーキパットの残量を測りダストを清掃します。
パットの角がだいぶ立っているので面取りを行います。
HV車は回生ブレーキにより、物理ブレーキの使用が少ないため、パットの減りは少ない反面パット表面の細かい錆立ちが削り落ちづらく、ブレーキ鳴きが起こりやすい傾向にあります。
これの対策を事前にしておきます。

After
トヨタ シエンタHV 車検

ローターからの力を一番受ける角部を斜めに削ります。
併せて中央のスリット部分の角も削ります。
このスリット部分を削るか削らないかで、ブレーキ鳴きの発生頻度が変わってきます。
パット表面も薄くペーパーをかけます。
やりすぎは制動力の低下につながるので適度に行います。

トヨタ シエンタHV 車検

給油をします。
実は厳密にいうと、ブレーキパットの給油は行うべきものと行わないものが存在します。
何でも塗ればいいわけじゃないんです。
これはシムがどういう役割で鳴き止めを行っているかによるものなのですが、ここでの説明は控えます。
パットの裏面、シムとピストンのあたり面に薄くグリスアップして、パットのキャリパトルク受け面にもグリスを塗布します。
ブレーキング時や発進時にカチンという音が出ているようなら少し硬めのディスクブレーキグリスを塗布すると改前します。

パーキングブレーキはリアインドラムのサービスホールからマイナスドライバーでアジャストダイアルをいったん開き方向に回し、パーキングブレーキをロック状態にします。
その後7-9コマ戻します。
引きずりの有無はかならず確認します。

トヨタ シエンタHV 車検

ブレーキフルード交換の前に先にエンジンオイルとエレメントを抜きます。
ガスケットも新品に交換します。
オイルパンに古いガスケットがついたまま新しいガスケットをボルト側に付けていたり、ガスケットが入っていない車などもまれに見かけます。
外した部品と新しい部品を並べて確認しましょう。
ドレーンボルトを取り付けます。

軽自動車などのアルミオイルパンの場合、締め付けトルクを守らないで締めすぎた場合オイルパン側のスプラインが剥がれてしまい、ボルトが閉まらなくなるようなことがほぼ必ず起きます。
たかがオイルパンドレーンボルトと侮らずに規定トルクで締め付けることが必要です。

トヨタ シエンタHV 車検

オイルフィルターも外していきます。
オイルフィルターレンチで外しますが、取り付け面の清掃はきちんと行います。
汚れたままつけると、異物などがある場合新しいフィルターのOリングが密着できなかったり、損傷したりしてオイル漏れの原因にもなります。
また、最近のオイルフィルターは新品のOリングがすでにグリスアップしてありますが、ものによってグリスアップしていない商品もありますので、その時は新品のエンジンオイルを必ず塗布してくださいね。

トヨタ シエンタHV 車検

さてリフトを下げて、エンジンオイルを注入したらブレーキフルード交換を行います。
先程記した通り、マニュアルモードでのフルード交換作業もありますが、今回は診断機を使ってのフルード交換を行います。
診断機作業サポート機能にてABSの項目から“エア抜き”を選択し、指示通りに進みます。
この時IG ONでモーターの駆動等をおなうため、補機バッテリーに外部から補充電をしておいたほうがいいです。バッテリー電圧低下によりIGを維持できなくなってしまうことがあります。

普通のエア抜き作業(フルード交換作業)はマスターシリンダーから一番遠いところから行うのがセオリーですが、HVは右リア→左リア→左フロント→右フロントの順で進んでいきます。
ピーピーピーと警告音が鳴りますが異常ではありません。
またブレーキ油圧低下の異常コードを拾うこともあります。
リアは左右ともモーターで押し出されてきますが、フロントはペダリングです。
4輪ともフルード交換が終わったらアキュームレーターの0ダウンに移行します。
これは圧送するブレーキフルードをプールしておく部分のエア抜きになり、モーターは駆動と停止を繰り返します。この時リザーバーの液面が上がったり下がったりします。
絶対にMINラインを下まわらないように注意しましょう。

全6回アキュームレーター0ダウンが終わったら油面をMAXラインに合わせます。
“次へ”を押すとモーターが駆動し、アキュームレーター内にフルードが満たされ補助ラインまで油面が下がります。
これで終了です。
最後に診断機で異常コードの入力確認と消去を行います。

Before
トヨタ シエンタHV 車検

MAXラインに調整しました。

After
トヨタ シエンタHV 車検

油面が下がりました。

ブリーダープラグ付近の清掃をして漏れの確認をします。
漏れもなく良好でしたのでタイヤを付けてハブナットを規定トルクで締めます。
エンジンをかけ、オイルをフィルター内へ循環させて少し待ち、エンジンオイル量をチェック。Fラインに合わせ、フィラ―キャップなどの忘れ物のチェックを行います。

書き忘れましたが、補機バッテリーはラゲッジルームの下に設置されています。
バッテリーの電圧チェックも実施しました。

さぁ残すはテールレンズ交換です。

トヨタ シエンタHV 車検

インナーテールレンズ(バックアップランプ)はバックドアの内張を剥がしてナット3個で外します。
コネクターを外せばすぐ取れます。

トヨタ シエンタHV 車検

整備は全行程終了です。
当社は認証工場なので、翌日陸運局に持込み無事検査を合格致しました。

今回はトヨタのHV車の車検でした。
もともとディーラー勤めだったので、1日に何台もこなしてきた作業です。
抑えるところも工程も体に染みついた作業でした。
当社はいあゆる町工場ですが、車検クオリティはディーラークオリティを自負しています。
ブレーキキャリパーやドレーンボルトの締め付けトルクなども頭に入っているので安心してお任せください。
料金は安く、クオリティは落とさないをモットーに作業致します。
当社車検はエンジンオイル、オイルエレメント、フロントワイパーの交換工賃は無料。
部品代のみのご請求です。
内容もご相談の上作業致します。
車検費用を抑えたい、車検が切れてて持っていけないなどもお気軽にご相談ください。

対象車両情報

メーカー・ブランドトヨタ車種シエンタ

費用明細

項目 数量 単価 金額 消費税 区分 備考
点検整備費用 1.0 20,000 20,000 課税 車検 基本料金
車検代行手数料 1.0 10,000 10,000 課税 車検 代行料
テスター費用 1.0 1,320 1,320 課税 車検 テスター料
工賃 1.0 5,000 5,000 課税 整備 フルード交換費用
工賃 1.0 3,500 3,500 課税 整備 テールレンズ交換費用
部品代 1.0 14,650 14,650 課税 部品 部品代合計
重量税 1.0 15,000 15,000 非課税 車検 重量税
自賠責25ヵ月分 1.0 18,160 18,160 非課税 車検 自賠責保険料
印紙代 1.0 2,200 2,200 非課税 車検 印紙代
機器検査費用 1.0 8,000 8,000 課税 整備 機器検査料
引き取り代 1.0 10,000 10,000 課税 車検 引き取り料
値引き 1.0 -70 -70 課税 車検 端数値引き
小計(課税) (①) 72,400円
消費税 (②) 7,240円
小計(非課税) (③) 35,360円
値引き (④) - 円
総額(消費税込) (①+②+③) 115,000円

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店舗情報

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認証工場:第4-6897号

自社認証工場での車検やメンテナンスまですべての業務をお任せください。

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営業時間
月水木金土日 10:00~19:00
定休日
火曜日 定休日は毎週火曜日、第一・第三月曜日となります。
住所
〒331-0045 埼玉県さいたま市西区内野本郷362-1
アクセス
店舗の場所が分からない時はお気軽にお電話下さい。
1級整備士
-
2級整備士
2人
創業年
平成 25(2013)年

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認証工場:第4-6897号

自社認証工場での車検やメンテナンスまですべての業務をお任せください。

レビュー
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作業実績
42
営業時間
月水木金土日 10:00~19:00
定休日
火曜日
毎週火曜日 第1・第3月曜日
定休日は毎週火曜日、第一・第三月曜日となります。
住所
〒331-0045
埼玉県さいたま市西区内野本郷362-1
無料電話
0078-6055-9680

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