レクサス　ＨＳ２５０ｈ　ウォーターポンプ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はレクサスＨＳ２５０ｈのウォーターポンプ交換の作業をご紹介します。
トヨタ車は（レクサスブランドですが）本当にウォーターポンプからの漏れが多いです。

冷却水も同時交換なので、何はともあれ冷却水を抜いておきます。

テンショナーのベルトカバーを外してファンベルトを外します。

ウォーターポンプを取り外すときに邪魔になるので、テンショナーも外します。

ウォーターポンププーリーのボルト４本は予め緩めておいたので、ボルトを外し、ウォーターポンププーリーを取り外すのですが、ウォーターポンプ交換の作業が多いノア・ヴォクシーの場合はスペースが微妙に足りず、プーリーを取り出すことが出来ないので、一旦エンジンマウントを外して、エンジンを少し上に上げるような感じにしてプーリーを取り出すスペースを作ります。
今回もそのパターンかなと思ったのですが・・・・

２ＡＺエンジン搭載のＨＳの場合は、このままの状態でプーリーを取り外すことが出来ました。
楽チンでいいですね。

ウォーターポンプ下部の写真ですが、ウォーターポンプ本体にクランク角センサーのハーネスがクリップで固定されています。
クリップを簡単に外せればいいのですが、スペース的に工具が入らず、指力では外せず・・・・
クランク角センサーを外してハーネスは付いたままの状態でウォーターポンプを外すことにしました。
ＬＬＣが盛大に漏れた痕跡も見えますね。

見たところ、ノア、ヴォクシーの３ＺＲエンジンの物と同じウォーターポンプのように見えます。
ウォーターポンプのボルトを全部外して、ウォーターポンプを取り出すついでにハーネスのクリップを外すこともあるのですが、今回は一旦、ハーネスごと取り外しました。

金属製のガスケットではなく、液体ガスケットでシールされていましたので、取り付け面に残ったガスケットを除去します。

取り寄せたアイシン製のウォーターポンプも液体ガスケット使用の物ですので、液体ガスケットを塗布して組み付けます。

外した部品の復帰作業後、冷却水を入れてエア抜きを行ないます。
エアが抜けやすいようにエンジン回転数を上げ、時折ブリッピングなどしながらサーモスタットが開き、電動ファンが作動することを確認します。
冷却水が完全に冷めたら、リザーブタンクの水量を調整して作業終了となります。

作業のご依頼、ありがとうございました。またのご来店、お待ちしております。

当店では指定工場であることの強みを活かした立ち会い車検を実施しており、上の写真は当店の車検の基本料金表になります。
お車をお預かりしなければならない追加整備が無ければ、お車をお預かりしてから１時間半ほどで車検が終わります。
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